佐野研二郎事件で改めて感じたこと







OlympicLogo

2020年のオリンピックロゴで大騒動が起きました。
この件に関しては知らない人はいないと思われますので
詳細は語りません。

模倣は許されてもデジタル世界の完全コピペは許されないということを
ご存知なかったようで。

オリンピックロゴに関してはやや微妙かもしれませんが、
バックグラウンドが黒すぎて結局取り下げる事態に。

他の仕事がきちんとしてればここまでの問題にはならなかったでしょうに。
実際、最初の頃は彼のことを擁護する方もおられましたが、
さすがに最近はみかけません。

今回改めて感じたのは「権利収入」ってすごいな、ということ。
某週刊誌によると佐野夫妻の年収は5億円だそうで。
多少盛ったとして十分の一でも5,000万円。
年商ではなく、年収ですから、これはすごい。

画像パクってチョチョイと加工するだけで、
権利収入がチャリンチャリンと入るわけで。

権利収入ビジネスと言えば不動産オーナーや、特許、
MLMなどがありますが、デザイナーは一度有名になれば
あとは打ち出の小槌状態。

ただし、1,000万円を超えるのは全デザイナーの数%らしい。
どのビジネスでもこの割合はほぼ変わりません。
成功するのはほんの一握り。

彼の場合はデザイナーとしての才能より、
お偉い方の親戚人脈や元の広告代理店の力が大きかったのでしょう。
いや、最初の頃は才能があったのかも。

段々とたくさんの仕事が舞い込んで、部下に丸投げし、
権利は自分という仕事が増えた結果なのかもしれません。

この騒動が起きるまで佐野研二郎という人物を知りませんでした。
今から振り返ると彼のデザインしたものは何度も目にしていましたが・・・。

記者会見で初めて佐野研二郎なる人物を見て直感的に
「こいつ嫌なヤツや」と。
妻も「悪人顔や」と。
正直この人とは絶対に友達にはなれないし、
一緒に仕事したくないなぁと。
予想通り、パクったのは部下だとか、オリンピックロゴに関しては
最後まで自分の非を認めないとか、人間的にアウト。

私の周りにはおかげさまで、こういう人物がいないので
なんともありがたい、ありがたい。

でも、権利収入ビジネスはやはり魅力。
今からでも便利なアイデア考えて特許取ってみるかなぁ(笑)

ほな!