100億円あげちゃうキャンペーンに煽られて「PayPay祭り」に乗ってみた







今、あちらこちらで話題になっているスマホ決済の「PayPay」の100億円あげちゃうキャンペーン。PayPayで支払った代金の20%が戻ってきます。さらに40回に1回は10万円まで全額還元(ソフトバンクユーザーは10回に1回)という仕組みがあり、Facebookでも「当たった!」という方がちらほら。

衝動買いはしないタイプなので、20%安くなるからといって無駄な買い物をするつもりはないのですが、ちょうどクリスマスプレゼントを買うタイミングだったこともあり、PayPay支払いを使ってみることにしました。

普段はAmazonかヨドバシカメラでしか購入しませんが、残念ながら現時点ではヨドバシカメラはPayPayが使えないため、仕方なく近所のコジマ・ビックカメラへ。

ここの店舗、以前はツーフロアだったのですが、当時はいつ行っても閑古鳥が鳴いており、久しぶりに行ったら2階はクローズされて1階のみで営業していました。PayPayキャンペーンで混雑してるかと思いきや、お客さんはほとんどいない状態…。いつか無くなるな、ここは。

まだサンタがいると信じている(と思われる)長女のリクエストであるニンテンドースイッチの「マリオパーティ」のソフトと「ジョイコン」を購入しようと思って店頭を探したのですが見当たらず。サービスカウンターで聞いたら奥からゴソゴソと商品を出してきました。在庫無いと思って帰ってるお客さん結構いると思いますが…(T_T)
これじゃ、お客さん来なくなるわなぁ。

そんなサービスの悪さはさておき、代金は2つで14,190円。「PayPay支払いで」と伝え、差し出されたQRコードを読み取り、金額を入れて決済完了。あっけないほど簡単に支払いが終わりました。すぐに「おめでとうございます2,838円相当のPayPay残高GET!」と表示されました。なお、PayPayは登録した時点で500円分の残高がチャージされるため、その分オトクに買い物ができました。

ただし、チャージされるのは翌月の10日以降なので、実際にこれが使えるのは1月10日以降。PayPay加盟店でしか使えませんので対応している家電量販店やコンビニなどで使うことになります。

PayPayは後発ながら、ソフトバンクとヤフーの強力な資金力にものを言わせて、圧倒的なスピードでシェアを握るつもりでしょう。十数年前、ソフトバンクがADSLを普及させるため、無料でモデムを配っていたのを思い出しました。こういったインフラサービスはシェアを一番取った企業が、その後儲けをほぼ独占することになりますので、孫正義氏はここが正念場だと判断したのでしょう。

先行していたLINE Payも指をくわえて見ているとは思えませんので、何らかのキャンペーンを仕掛けてくると思います。現在LINE Payでは「初めての銀行チャージ2,000円以上で1,000円相当のLINE Pay残高プレゼント」というキャンペーンを実施中。まだ、LINE Payに申し込んでいない方は、乗ってみてはいかがでしょうか。

海外ではスマホ決済は当たり前になっており、屋台などでも使えます。キャッシュレス支払いの普及率は最先端の韓国は95%以上、イギリスは68%、オーストラリア、シンガポール、カナダ、スウェーデンは50%以上。しかし日本は19%程度と完全に後進国となっています。また、2007年→2016年の伸び率も+6.2%と低水準で現金思考が強くキャッシュレス化が進展していません。

筆者はキャッシュレス推進派で、早く現金がなくなればいいのにと思っています。最近はほぼAppleWatch(交通系IC決済もしくはアップルペイ)かクレジットカードで支払いを済ませています。コンビニはたまにしか行きませんが、財布から現金を出すのにモタモタして、またお釣りを受け取って財布にしまうのをを見ているとイラッとします。

キャッシュレス決済が8割ぐらいになればレジの行列はかなり解消されますし、現金を輸送するコストが削減されるなど良いことづくめなのですが、お金のリテラシーが低い日本ではなかなか普及が進まず、現在に至っています。しかし、このPayPayキャンペーンで大きな弾みがついたのは間違いありません。今後、一気にスマホ決済を含めたキャッシュレス決済が普及して生活が便利になることを願っています。

もし、ボーナスでカメラやパソコン、家電製品などを買おうと思っていた方は、ぜひPayPay支払いを利用してみてください。なお、100億円キャンペーンは100億円が無くたった時点で予告なく終了しますので、お早めにどうぞ。

PayPay-QRコード・バーコードで支払うスマホアプリ AppStoreリンク

ほな!おおきに!