先日、美術館巡り&グルメ堪能をするため東京へ二泊三日で行ってきました。国立西洋美術館(松方コレクション)、森美術館(塩田千春展~魂がふるえる~)、国立新美術館(ボルタインスキー展)、DIC川村美術館、ホキ美術館と今回紹介する「PIXARのひみつ展」の6つの展覧会を鑑賞してきました。
「PIXARのひみつ展」は森美術館の隣にある六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催されています。事前に金券ショップで東京シティビューの入場券を購入したら、この「PIXARのひみつ展」と森美術館で開催中の「塩田千春展~魂がふるえる~」の両方を観賞することができて、お値打ちに観賞することができてめちゃラッキー。ぜひ事前に金券ショップで東京シティビューの入場券を買ってから行くことをオススメします。
会場ではパネルとモニターを中心にPIXARアニメーションの様々な工程を紹介しており、どれも興味深いものばかり。実際に体験できるものが多数あり、その場でテクスチャーを貼り替えたり、光源を変えたりしてレンダリングすることができるものがあったり、ロボットを組み立てたり、子どもから大人まで楽しめます。
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会場を出たところには様々なPIXARグッズが販売されています。PIXARのロゴ入りのTシャツがかなりカッコよかったのですが、税込6,480円と価格が高すぎて買うのをやめました。同じくキャップもかっこいいのですが税込4,860円という驚きの価格。品質の割にはちょっと付加価値乗せすぎかな…。UNIQLOと同じ価格でとは言いませんがせめてTシャツは3,000円ぐらい、キャップは2,500円ぐらいが妥当だと思います。このぐらいの価格ならたぶん買ってましたがちょっと手が出ず…。
子どもたちのお土産に缶バッジを買おうと思ったらブラインドパッケージ。こういうイベントでありがちな何が当たるかかわからないという売り手目線の商売で正直気に入りません。何が当たるかわからないドキドキ感も悪くはありませんが、自分が気に入ったのを買えた方が満足度は高いと思います。特に誰かにプレゼントする時にはデザインは選びたいと考えるのは私だけでしょうか。ロゴだけの缶バッジが確実に買えたら自分でひとつ買ってました。しぶしぶ長女と次女に一つずつ購入し自宅で開けたらなんと2つともウッディー!16種類あるので、2つがそろう確率は1/256、でも二人お揃いで人気のキャラクターだったので喧嘩にならず良かった〜。
今回の展示を見てPIXARのアニメーションは数学とサイエンスとアートでできているということがわかりました。特に重要なのは数学で、3Dアニメーションの物理モデルはすべて数学から成り立っており、自然なアニメーションを作るには数学の知識と才能が必須ということがよくわかりました。
またPIXARで活躍しているスタッフは女性が多いこともわかりました。日本はまだ男性社会ですが海外では男性と同等かそれ以上に女性が活躍しています。日本企業も女性管理職の比率を高める取り組みが少しずつ進んではいますが、海外と比べるとその差は歴然としています。一日も早く欧米並みに男女の雇用機会が均等になることを願っております。
「PIXAR のひみつ展」会場の六本木ヒルズ展望台 東京シティビューからは東京タワーをはじめ、東京の街並みをから見下ろすことができます。天気のいい日は遠方まで見渡すことができますので、外を眺めるだけでも楽しめます。
夏休みにどこへ行こうか迷ったら、ぜひこの「PIXAR のひみつ展」へ行ってみてください。そして森美術館で開催されている「 塩田千春展~魂がふるえる~」もお見逃しなく!
PIXARのひみつ展 概要
ピクサー・アニメ ーション・スタジオの映画を生み出す「技法と科学」に迫る展覧会「PIXAR のひみつ展 いのちを生み出すサイエンス」は、実際のアニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してPIXAR アニメーションを支える科学について学べるハンズオン展示。
モデリングやリギング、アニメーションといった専門的な知識や技術を、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など PIXAR アニメーションの人気キャラクターを使って体験することができ、 自由研究などにもお勧め。
ぜひこの機会に、その魅力を紐解く『PIXAR のひみつ展』をお楽しみください。
会 場
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ 森タワー52階)会 期
2019年4月13日(土)~9月16日(月・祝)入 場 料
一般 1,800 円、高校生・大学生 1,200 円、4 歳〜中学生 600 円、シニア(65 歳以上)1,500 円問い合わせ
03-6406-6652(東京シティビュー)
ほな!おおきに!