先週、新型コロナウイルスの影響により学校が突然休校になりました。我が家は共働きなのでてんやわんやでしたが何とか一週間乗り切りました。しかしながら、まだあと29日も残っています…。
ありがたいことに今の職場は育児支援休暇という制度が使えることになり有給で休みを数日取ることができました。おかげで妻が仕事の日はワタクシがこどもたちの面倒を見て過ごすことができるようになりました。
休校になってからは朝8時から壁打ちテニスの練習をして早番の場合はそのまま仕事へ、遅番の場合はギリギリまで勉強を教えたりしてから仕事へ行くという日々が続いています。
子どもたちだけの日もあり親としては不安ではありますが今のところ大きな問題もなく過ぎています。スマイルゼミや各教科のドリルをしたあとは映画を観たり、本を読んだりして過ごすように教えています。ニンテンドースイッチもしてもいいと言っていますが、どうやらゲームはしていないみたい。
連休前に図書館で目一杯本を借りてきたので当分大丈夫かと思っていたのですが思いの外、二人とも読書スピードが早くどんどん読み進めています。普段からかなりの量を読んでいるのですが、この一週間は未だかつてないほどの冊数を読んでいます。
先日、小6の長女が初めて「おとうさん、この『アカシア書店営業中!』っいう本めちゃ面白いから読んでみて」と本を薦めてきました。その本が面白いかどうかはたくさんの本を読まないと判断できないので、この一言は親としては嬉しい限り。
早速、読みましたがストーリーは確かによくできてい小学生にとってはかなり面白いと思われます。あらすじは小さな街の本屋さんを子どもたちと本好きの店員さんが力を合わせて立て直すという話なのですが伏線もあったりして大人でもそれなりに楽しめました。
小3の次女も気になったみたいで夢中で読んでいました。ところどころわかならい漢字や単語があったみたいですが「どんな話だった?」と聞いたらほぼ完璧に答えたので内容はしっかり把握していたみたい。次女はワタクシに似て読むスピードがめちゃ速いので時々本当に読んでいるのか疑問に思っていたのですがしっかり読めていて安心しました。
最近は、二人とも本屋へ行って自ら「○○が読みたい」と言うようになり、こちらの思い通りの本好きに育ってくれています。本は最大の自己投資であり短時間で様々な知識や体験を得ることができます。もちろん実践しなければ知っているだけで終わりますがひとつでも実行に移すことができれば大きな力になります。
新型コロナウイルスを封じ込めるためという名目で意味のない休校に最初は憤慨していましたが、子どもと触れ合える時間が強制的ではあるものの大幅に増えて、これも悪くないかもと思い始めています。ただし、世の中には低学年で親が面倒をみなければならず誰にも頼れない状況の家庭やシングルマザー、医療従事者など簡単に休みを取ることができない家庭もあり、そういった方にとっては本当にたいへんだと思います。かといって今更学校再開ということもないような気がしますし、この状況を受け入れつつ楽しむしかないと考えています。
新型コロナウイルスの政府の対応は休校や海外からの渡航者の14日間の拘束など99%間違ったことばかりですが、物事は捉え方次第でどうにもなりますので前向きに考えて子どもたちと楽しく過ごしていきます。
小学生のお子さんがいる方でどんな本を読ませたらいいか悩んでいる方はぜひ「アカシア書店営業中!」をどうぞ。本が好きになる本なのでとってもオススメ!
ほな!おおきに!