朝活ネットワーク名古屋で横山信弘氏の講演を聴いてきた 何か新しいことを始めよう!







企業の現場に入り、目標を絶対達成させるコンサルタント横山信弘氏。超売れっ子コンサルタントで企業研修や講演依頼は引きも切らず。その横山信弘氏が朝活ネットワーク名古屋で講演されました。毎年、本を出版される機会に講演していただいており、今年で5回目。おそらく全て出席していると思います。朝活ネットワーク名古屋で増席してMAX40名の満員御礼は横山氏ぐらいでしょうか。普段は20〜30名前後のことが多いので、その人気の度合いがわかります。

 

今回は10月に発売された15冊目の著書「自分を強くする」に沿って話をされました。今回の講演のテーマは「Something New(サムシング・ニュー)」。何か新しいことを始めようという話。

 

脳の思考プログラムはインパクト×回数で決まります。刺激を与えることによって反応しますが、歳をとる毎に新しい体験が少なくなり、新しい刺激に対して耐性が落ちてきます。耐性を強く保つには常に何か新しいことにチャレンジすることがとても大切。新しいことにチャレンジするのに論拠は要りません。「なんかわらかんけどやってみた」で十分。考えすぎて動かないより、考えずに動くほうが人生好転します。

この「SomethingNew」は1つではいけません。いくつも試してその中から、好きなものを見つけましょう。いきなり、好きなものに辿り着ける人はほんの一握り。いろんなことにチャレンジして、その中からひとつ本当に打ち込める好きなものが見つかれば幸せになれます。ものごとを決めつける人は「SomethingNew」の回数が少ないことが原因。

世の中には二種類の生き方があり、偶然に与えられた環境を歩いていく「プランドハプスタンス(計画された偶然性)」タイプと自分で決めた道を歩いていく「キャリアアンカー」タイプに別れます。後者は数が少なくマイノリティで、ほとんどは前者の「プランドハプスタンス」タイプになります。横山氏自身も「プランドハプスタンス」タイプであり、尊敬する建築家の安藤忠雄もこのタイプ。ワタクシ自身もこのタイプで十数年催事の企画運営に携わってたものの、この9月からは旅行ツアーを販売する業務になりました。

これからの時代、とてつもないスピードで変化していくため、それに適応した人だけが生き残っていきます。ダーウィンが残した名言の中に「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」という言葉があるようにいかに時代に適応するかが重要になってきます。

※「プランドハプスタンス」とは
○好奇心(Curiosity):新しい学習機会を模索すること
○持続性(Persistence):失敗に屈せず努力をすること
○楽観性(Optimism):新しい機会が「必ず実現する」「可能となる」と捉えること
○柔軟性(Flexibility):信念、概念、態度、行動を変えること
○リスク・テイキング(Risk-taking):結果が不確実でも行動を起こすこと

 

何かを立ち上げる時は私欲で構いません。社会のためにではなく、自分のために動くことが重要。そして、何となく始めるほうが継続性があり、長続きします。

これからは人生100年時代と言われています。ひとつの会社に依存するシングルタスクの生き方では行き詰まります。マルチタスク、いわゆる複業で生きていく時代がやってきます。サイボウズなど、先を読んでいる動きの速い会社はすでに取り入れていますが、遅かれ早かれ全てが複業禁止を禁止することになるでしょう。

話は変わりますが、先日「ポケモン」のCMをたまたま見ていて、孫と一緒にポケモンを楽しんでいるおじいちゃん役の男性をどこかで見た覚えがあるのですがその時は思い出せませんでした。

昨日、再度そのCMを見る機会があり、やはり絶対にどこかで見たことがあるので、YouTubeで繰り返し見ていたら記憶の淵からその人物が出てきました。催事企画をしていた際に何度か出店いただいた健康食品会社の社長にそっくりということを思い出しました。

世の中に似ている人がいるものだと思いながら、久しぶりにその社長に「ポケモンのCMに出演されている方に似てますね」とメールをしたら、ほどなく返信がきて「実は最近、趣味でシニアモデルをはじめました。たまたまポケモンのCMのオーディションを受けたら採用されてCMに出てるのは私本人です!」とまさかの展開。そりゃ、そっくりなはずだわ(笑)

 

本業の商売はそれなりに順調らしいのですが、何か新しいことをしようと最近シニアモデルを始めたとのこと。いやはや、このタイミングで「SomethingNew」を実践している人にテレビを通じて久しぶりに会えたというは不思議ではあるものの必然なのかもしれません。

ワタクシは普段から常に新しいことにチャレンジしたり、体験したりすることを心がけていますが、その行動は間違っていなかったと横山氏が裏打ちしてくれました。これからも、思考系優位な状態を保てるよう「SomethingNew」をいくつも取り入れて、アウトプットしていきます!

ほな!おおきに!