銀座メゾンエルメスで開催中の「転移のすがた」アーティスト・レジデンシー10周年記念展へ行ってきた







少し前に2泊3日で東京へ行ってきました。

銀座でセミナーがあり、途中銀座メゾンエルメスで開催中の「転移のすがた」アーティスト・レジデンシー10周年記念展へ立ち寄りました。

銀座メゾンエルメスでは、面積は広くはないものの、無料で様々なアート展を開催しおり、東京へ行ったら必見のアート展のひとつとなっています。

「アーティスト・レジデンシ―」は、アーティストをエルメスの工房に招聘し、職人と体験の共有や協働制作を行う財団のプログラムで、2010年より継続して開催されています。

現在までに、34人のアーティストが21カ所の工房に滞在し、皮革、シルク、クリスタル、シルバーなどの様々な素材を用いながら、職人技術に触れ、好奇心溢れる作品を生み出してきました。

活動の成果は、「コンダンサシオン」展(パリ、2013年/東京、2014年)、「眠らない手」展(パリ、2017年/東京、2018年)を通して、紹介されています。

本展は、ソウル、東京、パンタン(パリ郊外)で同時期に開催され、過去10年間の歩みのなか、職人、アーティスト、メンターの間で、交わされ、紡がれてきた様々な「転移」のすがたを、3都市それぞれ異なる視点から複層的に回顧します。

 

数ある作品の中で一番興味深かったのは、様々なモノを薄切りにしてアクリル板で挟んだアート作品。

 

洗濯バサミ、くるみ、パソコンのマウスなど見た瞬間にわかるものもあれば、じっくり見ないとわからないもの、どれだけ見てもわからないものもあり、脳がグルグル回転します。

 

他のアート作品もとってもハイセンスで見る価値十分ありましたので、銀座へ行ったらぜひ立ち寄ってみてください。

 

「転移のすがた」アーティスト・レジデンシー10周年記念展

会期:2021年12月17日(金)~2022年4月3日(日)

開館時間:11:00-19:00(入場は18:30まで)
※ギャラリーは基本、銀座店の営業に準じております。開館日時は予告なしに変更の可能性がございます。随時こちらでお知らせ致します。

入場料: 無料

会場: 銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
(中央区銀座5-4-1 TEL 03-3569-3300)

主催: エルメス財団

後援: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

 

ほな!おおきに!