やっと春が来て東海地区では4月初頭に桜が見頃を迎えました。桜の時期は短くあっという間に散ってしまい、すでに葉桜の緑色になってます。見頃の時期が短いからこそ、みんなが熱狂するのかもしれません。
普通の桜が散った今、自宅のすぐ横の遅咲き八重桜が見頃を迎えました。この八重桜は今から満開。目立つ、目立つ。普通の桜はどこでもほぼ同じ時期に咲き、散っていくので埋没しますが、他より少し遅いだけで圧倒的存在感があります。
「私はみんなと同調はしないわよ。自分ひとりだけ遅くても全然平気。むしろ遅れた方が目立つしみんなから注目されるんじゃないの。どっちが魅力的?」と言っているかのよう。
みんなちがって、みんないい。
金子みすずの詩を思い出しました。
わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
遅咲きの人生もありかなぁと感じる今日この頃。
はてさて、人生折り返し地点、これからどう生きていきましょうかね。
ほな!