長い夏休みも残り僅か。残りあと10日間。お子さまがいるご家庭はそろそろ夏休みの宿題を本気で考える時期になってきました。国語や算数の宿題は少しずつ計画的にしておかないとたいへんなことになります。自由課題についてはもう既に終わらせているかもしれませんが、まだ何にしようか考えている方も多いのではないでしょうか。学校から特定の課題が決まっている場合はある意味行動に移しやすいのですが特に決まっておらず自由課題となるとついつい先延ばしにしがちになります。
うちの子どもの宿題も今年から自由課題となり、何にしようか思案し、3種類考えたのち、実行しました。それぞれ系統の違う課題をすることになりましたので、参考になればと記事にしました。
出かける系
一番手軽で子どもが喜ぶのがこれ。どこかに出かけてそれを研究してレポートに仕上げます。動物園や水族館へ行って生態を観察するのが手っ取り早くて見栄えがします。自分の好きな動物や生物を決めて絵を描いたり、デジタルカメラで撮影、印刷して図鑑で調べてまとめてもいいでしょう。子どもと触れ合えて楽しむと同時に課題が仕上がりますので一石二鳥。親の負担も少なく一番のオススメ。
名古屋港水族館ではデンジャラス・クリーチャーズという特別企画展を開催中。
海に住む危険な生物を色々集めてあります。自由研究にはぴったり。
作る系
何か工作をして仕上げます。図書館にも「工作」関連の本はたくさんありますし、最近はネット上にも色々情報が載っています。YOUTUBEの動画もありますので、それも参考になります。ただし低学年だと親が手伝わなくてはならないものも多く、子どもの宿題というよりは親との共同制作みたいな感じになるかと思われます。私は工作が得意なので子どもと楽しんで作ることができましたが工作が苦手な方は少々苦戦するかもしれません。今回は「わくわくゴロリの牛乳パックでつくろう 3」を見て牛乳パックでボートを作りました。ゴム動力で推進するなかなかよくできた作品。プロペラを接着するところだけ手伝いましたがそれ以外は全部子どもひとりで作りました。どうやら工作は得意みたい。DNAを受け継いだかな。
読む系
いわゆる読書感想文。定番の課題ですが、結構ハードルが高い。本の選択がまずとても重要。ここでミスチョイスをすると後々たいへん。読書感想文が書きやすい本を選びましょう。選択方法については過去ブログを参考にしてください。
2016.07.27
子どもの読書感想文本を選ぶ際に知っおきたいこと
そして読書感想文を書く際には10の質問を用意すれば比較的簡単に書くことができます。10のうち2〜3つあれば400字詰原稿用紙なら十分埋まります。内容については過去ブログを参考にしてください。
2016.07.29
読書感想文を書くための10の質問
これさえあれば読書感想文も比較的簡単な課題になります。昨年はこういったことを知らなかったためかなり苦労して、ほぼ親の宿題となっておりましたが、今年はほとんど手伝うことなく自力で書いてくれました。
以上、3種類の自由課題を紹介しました。まだ夏休みの宿題(自由課題)が終わっていないお子さまはそろそろ手をつけ始める時期に来ております。ひとつ忠告するならばGoogleで検索して出てきた内容をそのままコピペすることだけはやめましょう。子どものためになりません。検索して調べることはいいことですが、何も考えることなくコピペしても教育になりません。その点だけ気をつければネットを活用するのもこれからの時代必要なスキルかと思います。
ほな!