二回目!ジブリの立体建造物展に行ってきた







豊田市美術館で開催中のジブリの立体建造物展にまた行ってきました。8/17(水)に家族と訪れまして、あまりにも良かったので二回目の訪問。今回も開場直後の10時過ぎに訪れましたが、夏休み終わりの平日だったのと事前に手に入れた入場券を持っていたので、ほぼ待ち時間なしで入ることができました。当日券購入の列はおそらく20分程度ではないかと思われます。今後、土日に訪れる方は入場券を事前に買っておくと待ち時間が相当違ってきます。

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豊田市美術館 ジブリの立体建造物展へ行ってきた

二回目だったので前回とは違う視点でじっくり鑑賞してきました。飛ばす所はガンガン飛ばしてここは!というポイントをじっくり鑑賞してきました。2回見た上で必須の鑑賞ポイントを紹介します。
※会場内は撮影禁止なので画像はありません。会場で配布されているパンフレットと文章から想像してくださいませ。

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宮崎駿氏と高畑勲氏の一言コメント

ご両人のコメントが深いのでここは押さえておきましょう。写真撮影禁止なので手書きでメモしました。

宮崎駿

アニメの世界は”虚構”の世界、その中心にあるのは”リアリズム”であらねばならないと私は思っている。ウソの世界であっても、いかにほんとうの世界とするかが大切だろう。言葉をかえるなら、みる人に「そういう世界もあるな」と思ってもらえるウソだ。

 

高畑勲

刺激的な演出ではなく人々の日常の暮らしの中にこそ、発見に値するものがある。改めて光を丁寧に当て、丁寧に心の動きその変化の過程を表現することで、全世界に匹敵する感動を与えることができる。

 

これは触っておきたい!「継手」

もののけ姫のコーナーにある継手は本当によく出来ていて感動しました。日本の伝統技術を手に取ることができます。機能的かつ美しい。ここは見逃せません。

 

千と千尋の神隠しの油屋(風呂屋)の模型

ジオラマは「アルプスの少女ハイジ」の丘や谷、「千と千尋の神隠し」の湯屋、「となりのトトロ」のサツキとメイの家、「天空の城ラピュタ」のシータが落ちてきた炭鉱など、どれも細部までこだわった素晴らしいクオリティですが中でも大きさ、クオリティとも断トツ素晴らしいのが油屋のジオラマ。ここは時間をかけて4方向からじっくりと鑑賞しましょう。個人的には玄関より裏側の階段がツボ。

 

「養老さんと話してぼくが思ったこと」

そしてお子様をお持ちのあなたにじっくり時間をかけて観ていただきたいのが最後の方にある「養老さんと話してぼくが思ったこと」のコーナー。宮崎駿氏が考えるまちづくりや子育てについてアニメでわかりやすく書かれています。こんな街が日本全国に増えたらいいのにと心から願います。教育についても語られておりますので、ぜひ観ていただきたい。前回は時間が押したのでサラッと駆け抜けてしまいましたが、今回は時間をかけてゆっくり内容を把握しました。これからの子育てに役立つ内容がたくさんありました。これについては実際に見て腹落ちしないと行動できないので詳細は書きません。改めて宮崎駿氏の才能の豊かさを感じました。

あと、もう一回行けたらなぁとスケジュールを練っております。会期は9月25日(日)まで。過去の「スタジオジブリのレイアウト展」などのイベントを鑑みると終わりに近づくにつれ、どんどん待ち時間が長くなることが予測されます。あと一ヶ月弱なのでジブリファンは早目にどうぞ!豊田市在住の方はもちろん、東海三県の方は必見のイベント。どうぞお見逃しなく!

ジブリの立体建造物展の概要などを知るにはこちらをどうぞ。

ジブリの立体建造物展公式HP

待ち時間確認は公式Twitterが一番正確。
ジブリの立体建造物展豊田 公式Twitter

会期
平成28年(2016)7月15日(金)~9月25日(日)
会場
豊田市美術館
〒471-0034 豊田市小坂本町8-5-1
TEL.0565-34-6610
〔名古屋駅より名鉄豊田市駅まで〕地下鉄東山線伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線豊田市行き終点下車
〔名鉄豊田市駅・愛知環状鉄道新豊田駅より〕徒歩15分
〔お車ご利用の場合〕東名高速道路豊田ICより約15分、
東海環状自動車道豊田松平ICより約15分 豊田東ICより約20分
休館日
月曜日[ただし、7/18(月)、8/15(月)、9/19(月)は開館] 開館時間
10:00~17:30(入場は17:00まで)
主催
豊田市美術館 中日新聞社 中京テレビ放送
後援
愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、近畿日本鉄道
協賛
トヨタすまいるライフ、ア・ファクトリー
企画制作協力
スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館

ほな!