書評「面白いほど成功するツキの大原則」西田 文郎著







読書家の友人にオススメいただいた西田 文郎著「面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます」。この友人とは毎月1日に熱田神宮へ朔日参りへ行く間柄。毎月会う度に「ツイてる」「人生楽しい」というポジティブな会話で話が弾みます。

 

この「面白いほど成功するツキの大原則」には成功するには運とツキが必要ということが分かりやすく書いてあります。

まず、あなたにそのツキがあるかどうか調べてみましょう。次の5つの質問すべてに「イエス」と答えられたら間違いなくツキがあります。

1.「今までの人生はツイていた」と思う
2.今、「自分はツイている人間だ」と思える
3.自分のまわりに「ツイている人間」がいる
4.自分は、「社員あるいは部下にツイている」と思う
5.自分は、「ツイている人」と付き合っている

筆者は全てイエス。強いて言えば4のみややイエス。組織なのでツイてる人もいればツイていない人もいますので。ありがたいことにご先祖様にものすごく守られているのを常に感じて過ごしています。

お金に感謝する幸運の呪文

財布からお金を出す時に「ありがとう」と声をかけ、「仲間を連れて、戻っておいで」と付け加えるとお金に恵まれます。お金にも感謝することが大切。ただし、最近は電子マネーやクレジットカードを使うことが増えていますので現金で払う機会が減っていると言う方もおられるでしょう。お金=信用=人を喜ばせたエネルギーなので電子マネーであろうが、クレジットカードであろうが使ったときには「ありがとう」と声をかけてみてはいかがでしょうか。

 

常にポジティブに考える

人間の脳というスーパーコンピューターを常に「快」にしておくにはプラス思考が大切。「苦痛」「嫌い」「大変」「しんどい」などというネガティブなマイナス思考の言葉が入力されると扁桃核は「不快」と反応します。そうならないように入力する言葉を意識的に変えましょう。
一例
・会社(学)に行く→今日も世の中で一番面白い場所へ行く
・仕事(勉強)をする→今日も徹底的に楽しむ
・面倒な仕事→自分の能力をアップするチャンス
・嫌な上司→反面教師としてとても役立ってくれるありがたい上司
・頑固な先輩→意思が固くて自分の哲学を持っている魅力的な先輩
・口の悪い同僚→人の心を意に介さない凄い人
・ケチな人→締まり屋で自己管理のできる優秀な人etc…

同じ現象でも捉え方によって全然気持ちが違います。

 

「現状を超えるにはどうしたらいいか」と考え続ける人間だけが成功する

どのようにして現状を超えるのか。実は、その答えがツキなのである。これまでの価値観や常識を突き崩し、新しい運を私たちに運んでくれるツキ。それと出会い、それをつかみ、ツイてツイてツキまくる。行動する人間と、行動しない人間ではどちらがツイているかといえば、行動する人間のほうが断然ツイている。現状に揺さぶりをかける者だけが、成功者になる資格を持つのである。その成功者に、あなたはなれるかどうかーーー。さて、あなたの扁桃核の予感は?

 

内容紹介
人生で成功するには、 運もいるし、 実力もいるものです。 それと、しっかりした目標。 この3つは、絶対に必要。 「しかし自分には、そのどれひとつ備わっていないが、何とか成功者の仲間に入りたい!」 と思う人は、 ぜひこの本を読んでください。 ~~~ ツイてツイてツキまくる人続出のベストセラー。 ツイてる人は、仕事にもお金にもツイてツイて、人生が楽しくて仕方ありません。成功者が持つ「ツイてる脳」になれるマル秘ノウハウ「ツキの大原則」を明かした、画期的な一冊。

著者からのコメント
これで嫌でも1%のツキと運のある成功者になれる 世の中には、ほんの一握りの人ですがとてつもなくツキと運のある人がいます。私はこれまで仕事柄、各分野のそれら大成功者といわれる人達にいろいろな助言や指導を行ってきました。それらの成功者にはある共通した特徴があるのです。しかし、世の中のツキと運のない多くの人達はその『ツキの大原則』を行わず無意識のうちに『ドツボにはまる法則』を行っています。この本では成功者続出でベストセラーになった前書『NO.1理論』でご紹介しきれなかったツイてツイてツキまくるマル秘ノウハウを分りやすく書きました。この本は6年連続納税額ナンバーワンの『斉藤一人氏』が推薦してくれています。これをご覧になられた貴方はツイています。何故ならば『ツキの大原則』を知ってしまえば、お金、仕事、恋愛、対人関係そして死に方まで人生ツキまくるから。

平たく言えば「自己啓発書」ですが、人とお金に恵まれて幸せに生きる方法が書かれています。2001年に発売されて以来ロングセラーになっているだけのことはあり読む価値は十分にあります。読書の秋にじっくり読んでみてはいかがでしょうか。

ほな!