時々、時間のあるときにTEDを鑑賞しています。日本人のスピーカーの時もあれば、海外のスピーカーの方のトークを字幕付きで見ることもあります。YOUTUBEには字幕機能があり、今後は多言語を自動翻訳してくれるようになるでしょう。いやはや、すごい時代になりました。
先日、Amit Sood氏のTEDを見ていたら、すごいサイトを発見しました。それは「Google Art&Culture」というその名の通りアートと文化をキューレーションしてあるサイト。68カ国1000にのぼる世界中の美術館の作品を高解像度でスキャンしてあり、ネットとパソコンかスマホさえあれば、いつでもどこでも美術作品を観られるようになっています。バーチャル空間に600万点以上の作品が並んでおり、自分の好きな作品を好きなだけ鑑賞することができます。高解像度で保存されているため作品をドアップで観ることも可能。美術館でもアップで観ることはなかなか難しいと思います。ITって素晴らしい。
作品だけでなく美術館の建物をストリートビューで鑑賞することもできるため、まさに美術館に行ったような気分を味わえます。そのうちVRゴーグルをつければまさにその場にいるような感覚になることでしょう。
スキャンされた作品は機械学習で分類され、様々な方法で検索することができます。例えば、馬の入っている画像だけを観たり、肖像画だけを観ることもできます。そのほか「happy」などという抽象的なキーワードで抽出することも可能。タグ付けされたキーワードは4,000になりますが、すべてAIが自動で判断してタグ付けしています。Googleすげぇ。
もし、まだこのサイトを観たことがない方はぜひ一度覗いてみてください。アートが好きな方ならあっという間に時間が経つことは間違いありません。「Googleで翻訳」のボタンを押せばすべて日本語で表示されます。多少、日本語のおかしな箇所はありますが意味を把握するには十分。いやはや、Google凄すぎます。美術館に展示されてある作品以外にも様々なアートやカルチャーを特集したページがあり、無限に近い情報量がありますので、退屈することはありません。
この動画は注目のストーリー特集から辿り着いたNASAの衛星から撮影した地球の風景。オーロラが揺れる光景が素晴らしい。
こういった映像や、画像などの特集がたくさんありますのでぜひ一度ご自分の目で確かめてみてください。
これからの時代は何の儲けにもならないけど、文化を発展させるような取り組みができる企業が生き残っていくような気がします。先日、NewsPicksのWEEKLY OCHIAIでもそんな話がでていましたので、間違いないでしょう。改めてGoogleの凄さを実感しました。いまや、Google検索をはじめGmailやGoogleマップは日常欠かせません。もうGAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)なしでは生活できなくなってしまいました。この中に日本の企業が入っていないのは寂しい限りですが、今の働き方や思考のままでは仕方がないかな…。
ほな!おおきに!