鴨らぁめんの空庵を貸し切って美食会を開催しました







先日、緑区の有松にある鴨らぁめんの「空庵」を貸し切って美食会を開催しました。空庵を知ったのは2年前で最初食べた時、あまりの美味しさに衝撃を受けました。それから三日間連続で2回通ったりしたこともあります。仕事で毎週近くへ行ってたので、そこへ行く際、ランチはほぼここで食べていました。職場が変わり最近はひと月に一度ぐらいになりましたが定期的に訪れて毎回美味しさに感動しています。

半年ほど前に大将と雑談していたら時々夜の部を貸切にして食事会をしているとのこと。天才料理人の大将が作る料理なら間違いなく絶品ということは確信しているため、どうしても創作料理を食べたくなりました。

開催の条件を聞いたら「高級食材を使った創作料理」「金額は○○円以上」「14名以上集まること」とのこと。それならなんとかなると思い企画を計画しました。まずはビジネスの師匠である商品コンサルタントでありベストセラー作家の美崎栄一郎さんを誘いました。以前、一緒に訪れてとても気に入っていただき美食家でもあるのでまず最初に声をかけて参加してもらうことに。美崎さんはパーソナルブランディングという私塾を各地で開催しておりワタクシもその2期生。現在5期なのでこのPBメンバーと友人を誘えばなんとか集まるのでは…と。

最初の告知はFacebookで二ヶ月前に行いすぐに6名が集まりました。それから間を置いてひと月前から何度か告知したもののなかなか増えず…。その後、友人・知人に直接メッセージを送ったら反応があり10名までは増えましたがそこからまた停滞…。2週間前になり美崎さんが再度Facebookなどでお声かけいただくと同時に参加者の皆さんがお友達に声をかけてくれたことで一気に参加者が増えて定員16名が満員御礼になりました。一人間際でキャンセルがあったものの参加者がお友達を誘ってくれて最終的に16名で開催することになりました。

そして当日、誰一人欠席することなく全員が時間前に集まりました。これはFacebookで信用がある方々の集まりだからこそ。もし「こくちーず」などで集客していたら当日何の連絡もなくドタキャンする人がいたと思われます。Facebookは若者には人気が無いようですがワタクシにとっては信用できる方々と繋がれるSNSなのでとても重宝しています。

 

 

さて、料理は大将がランチタイムもお休みして気合を入れて準備してくれただけあって超絶美味しい唸る料理の連続。今まで色んな美味しいものを食べてきましたが間違いなく上位5本の指に入ります。では写真と共に紹介します。

透明なトマトジュレと鮑の前菜

アワビの美味しさはもちろん、ジュレが超絶美味しい。上に乗っていた紫蘇の花は食べられるのですが、これまた美味しい。生の紫蘇の花は初体験(^^)

 

搾りたて胡麻油を添えた松茸澄まし

松茸のお吸い物はダシが完璧でいやはや幸せ幸せ。搾りたての胡麻油が注射器に入っており、途中でこれを入れると味変しまた違った味わいが楽しめます。胡麻油だけ舐めましたが、これだけでも十分旨かった(^^)

 

霜降り秋鰆の塩昆布添えとメジマグロの変わり山掛け

秋鰆は旬で脂が乗っててめちゃくちゃ美味しい。塩昆布との相性も抜群。あまりにも美味しくてあと二切れずつぐらい食べたかったなぁ。

 

秋刀魚の旬菜三種合わせ

秋刀魚のオイルサーディン、スモーク、寿司の三種盛り。事前にスモークを作る工程を見させてもらってましたが、こんな味に仕上がるのかと感動しました。

 

ゲコノミスト必須 箸休めのミニイクラ丼

今回、16名中アルコールを飲まれるのは3名のみ。ワタクシも含めてゲコノミストが多かったので少しお腹を満たすミニイクラ丼を用意してくれました。「まるで宝石箱みたいや〜」(笑)

 

低温調理の知多牛、女満別葱のアクセントで

いわゆるローストビーフですが温度管理が完璧。普段ラーメンといただく鴨ロースも絶品ですがローストビーフもやはり美味しかった!

 

黒ムツおかき揚げの松茸餡掛け

個人的には今回の料理の中で一番のお気に入り。ご飯を乾燥させたものを周りにまぶして揚げてありこれがパリパリでミニあられのような食感。松茸の餡掛けと相まって唸りまくり。

 

白味噌仕立ての利平栗のポタージュに添えた三河の天然車海老

見た目も美しく、ほんのりと甘い栗のポタージュが染み渡ります。いくらでも飲めます(笑)

 

漬けマグロの茶漬け

締めは漬けマグロのお茶漬け。これもダシが絶品で今まで食べたお茶漬けの中でも最高ランク。

 

以上、全9品絶品料理のオンパレードで大満足。腹9分目ぐらいであと少し食べたいかな…という絶妙なボリュームでちょうどいい塩梅。大食いの方は少し物足りなかったかもしれませんが皆さん会話を楽しみながらゆっくり料理を楽しんだのでボリュームの割にはお腹は満足だったと思います。

大将が最後の挨拶で「未熟で申し訳ない」と仰っていたのですが、これで未熟なら世の中の料理人は99%が未熟でしょう。終わった後、お礼のメッセージを送ったのですがそこでも『反省することが多々ありました」となんとも謙虚な姿勢でこちらが恐縮してしまいます。

 

大将は普段から定期的に海外へ出かけて情報収集と料理の研究をされています。この食事会が終わった翌週は上海、その翌週は貴陽へ出かけておられました。現状に甘んじることなく高みを目指している姿勢は本当に尊敬します。だから唸るような美味しい絶品料理が創れるのだと改めて実感しました。

次の開催は来年2020年の秋を予定しております。開催する場合は2ヶ月前の8月ぐらいには告知します。気の合う仲間と美食を堪能しながら楽しく話しをできるのは本当に幸せなことで大将には感謝、感謝。今回、どんな内容かもわからず参加いただいた皆さまには心より御礼申しあげます。来年もぜひご参加お待ちしております。また、今回参加できずこのブログを見て参加したいと思った方もぜひどうぞ。

なお、通常メニューの鴨らーめんも絶品ですので、まだ食べたことがない方はぜひ訪れてみてください。ちなみにここのラーメンは中華料理ではなくどちらかと言えば和食懐石なのでスープは最後の一滴まで飲み干せます。残ったスープをかけて食べるお茶漬けも絶品なのでお腹を空かせてから行ってみてください!


ほな!おおきに!