アートファン必携の雑誌 日経おとなのOFF「絶対見逃せない2020美術展」







「毎年年末恒例、この時期に発売される日経おとなのOFFの美術展特集。今年は絶対見逃せない2020美術展」ということで様々な特集が組まれています。935円と普段より値段はしますが、内容が充実しているとともに豪華?3大付録が付属しています。

 

まず1つ目は必見100展ハンドブックで全国各地の美術館のスケジュールがガントチャート形式のカレンダーで閲覧でき、それぞれの美術展の概要が記載されています。これさえあれば主な美術展を見逃すことはありません。

 

2つ目は名画カレンダー。見開きでも手頃なサイズなのですがカレンダーにこだわりのある方には不要かもしれません。

 

3つ目はフェルメールのクリアファイル。A5サイズでチケットやレシートなどを保管するのに便利。

 

コンテンツは「2020美術館ミステリー」「中野京子が案内」「2020美術展フカヨミ案内」「日本美術フェスティバル」「2020年は観音イヤー」など読み応えのある特集が満載。アート好きなら堪らない内容となっています。来年前半で興味のある美術展は愛知県美術館の「コートールド美術館展 魅惑の印象派」、名古屋市美術館の「岸田劉生展」、奈良国立博物館の「毘沙門天 北方鎮護のカミ」、国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」、国立新美術館の「古典✗現代2020 時空を超える日本のアート」といったところでしょうか。

 

なお、今年50以上の美術展を見た中で一番良かったのはダントツで「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」が素晴らしく、それに続いて「塩田千春展 魂がふるえる」、そして企画展ではありませんが写実絵画専門の美術館「ホキ美術館」に感動しました。バスキア展は元ZOZOの前澤さんが123億円出したことでも有名ですが、絵のエネルギーが凄まじく鑑賞後はかなり疲れました。ただし心地よい疲労感でうっとりする感じ。

六本木ヒルズ森アーツギャラリーで開催中の「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」へ行ってきた 見どころ、所用時間、混雑状況など


 

森美術館で開催中の「塩田千春展:魂がふるえる」に行ってきた!マジで魂が震えた!見どころ・混雑状況・所要時間は?

 

写実絵画専門のホキ美術館へ行ってきた 写実絵画に心を奪われる!


 

莫大な経費がかかる大規模な企画展は東京でしか開催されないため、半年に一回以上、美術館を巡るために1泊2日ないし2泊3日で東京へ足を運んでいます。名古屋にも時々東京で開催された企画展が巡回してくることもありますがやはり東京だけでしか観ることができない企画展がたくさんあります。人が多すぎる東京に住みたいとは思いませんが、美術展を気軽に観られる点は羨ましい…。

また来年も毎月2つ以上の美術展を観る目標は継続します。どんな作品が観られるのか今から楽しみ〜!


 

ほな!おおきに!