ことばを紡ぐのにとても役立つ!ブロガー、ライターにオススメ!学研の辞典「ことばシリーズ」







毎日ブログを書いて1,787日が経過しました。

約5年間毎日欠かさず続けていると文章力も確実に上達していきます。

5年前に書いた文章を見直すと恥ずかしいものもいっぱいありますが、それだけ進化したということなので、アクセスのそう多くない大半のブログはリライトせずに残してあります。

文章を上手に紡ぐためには本を読むこと、文章のうまい人のブログを読むことが近道ですが、それ以外の方法も色々あります。

その一つが辞典を使うこと。

ワタクシが時々使っているのが学研が発行していることばの辞典シリーズ。

何種類も出ていますがその中で人気のある「ことば選び実用辞典」「感情ことば選び辞典」「ことばの結びつき辞典」の3冊を購入し使っています。

最初に発行されたのが「ことば選び実用辞典」でこれが予想外にヒットしたため続編として「感情ことば選び辞典」「ことばの結びつき辞典」などのシリーズが追加されました。

一番人気の「感情ことば選び辞典」は創作者はもちろん、ことばを使う人なら誰もが一度は経験する「この思いが伝わらない」もどかしさを解消するための辞典。薄い、軽い、小さいの三拍子でいつでもどこでも使えますが持ち歩くことはなく、書斎のテーブルに置いてあります。

「感情ことば選び辞典」の特長

・キーワードとして「愛」から五十音順に約200語を選出。 五十音だから、調べるときにコツいらず。
・冒頭にキーワード一覧を掲載。なんとなく眺めて気になったキーワードからも探せる。
・収録語にはすべて語義と例文を掲載。実際の使い方がわかりやすい!
・「このことばの言い換え語がほしい! 」とピンポイントで探したいときのための索引つき。

 

「感情ことば選び辞典」の使用例

■case1
「原稿を読み返したら、主人公の心情描写に「嬉しい」を使いすぎ……もう少しいい表現ないかな」
→キーワード一覧から「嬉しい」を検索する
→文脈にぴったりの「有頂天になる」を選ぶ

■case2
「140字以内で感想を書きたいけど、短いことばが「すごい」しか思いつかない」
→巻末の索引で「すごい」を検索し、該当ページに飛ぶ
→近くにあることばを見る
→「白眉」「圧巻」などなど、自分が言いたいことに近いことばを選ぶ

■case3
「文章力upのために、微妙な気持ちの違いを書き分ける練習をしよう! 」
→適当に辞書を開く(ここでは『笑う』のページに当たったと仮定する)
→そのページにある熟語(たとえば『微苦笑』)を使ってSSを書く
→同じページにある別の熟語(たとえば『破顔』)を使ってSSを書く(以下繰り返し)
※創作仲間で一緒に挑戦すると、人によって題材や書き方が違ってもっとおもしろい!

出版社からのコメント

感情の言語化は、難しい。まして端的に表現するのは至難の業。登場人物の心情を、ことばを尽くして書いていたら、あっという間に原稿は字数オーバー。

しかも明日が入稿〆切、「新刊を落としました」と呟く未来が見える。

素敵な作品を読んで、作者さまに感想を送りたいけど「やばい」「すごい」「尊い」しか出てこない。

このことばでは作品への愛が表しきれなくて悔しい。

自分の作品に、創作のモチベーションが上がる感想をもらってお礼を書きたい。

この感謝は、どんなことばで伝わるのだろう。

物書きの悩みは、尽きることがない。

そんな悩みを解決するヒントになったらいいなあ、と思いながら本書をつくりました。

スマホサイズで持ち歩きに便利です。

〆切直前の一分一秒を惜しむときに、電車の中でアイディアを練るのにも使えます。

思考をめぐらすときのパートナーとして、また、新たな表現を捻出する際のおともとして、文章を創作する方々の一助となることを願っています。

 

実際に文章を書く時に参考にすることもありますし、時間のある時にパラパラとめくっているだけでも結構楽しめると同時にボキャブラリーが増えていきます。

例えば「好き」ということばだけで43語、「恋」は約70語も掲載されていますので、その時の雰囲気に合ったことばを選ぶことができます。

「恋」はブログではそうそう使う機会はありませんがリアルでは役に立つかも(笑)

ただし、コンパクトサイズの欠点として自分の気になったことばが無いということも時々あります。

もちろん、類語や違う言葉で探せばいいのですがボキャブラリーが無いと、その違うことばが何かがわからないのでそういう時はネットなどで探すことになります。

もし、あなたがブロガー、ライター、広報などの文章を書く仕事をしているのであれば、この一連の辞典は重宝することは間違いありません。

一気に文章に厚みがでますのでぜひ手にとってみてください。

 

ほな!おおきに!