先日、某ニュースサイトを閲覧していたらテーラーメイドのM6のクラブセットが85%オフの29,999円という広告が流れてきました。
定価では20万円を軽く超える価格であり、型落ちとはいえ新品でこんな安くなることはまずありません。
48時間限定、先着100名様という煽り文句もしっかり入っています。
相場を知っている人ならわかりますが、中古でもこの値段では買えません。

明らかに詐欺サイトなのですが残念ながら一定数こういうサイトに引っかかる方がおられます。
ここまで価格が安いと一瞬で見分けがつきますが半額ぐらいならもっと騙される方が増えると思います。
またゴルフをはじめたばかりで相場がわからない方は引っかかりやすいかもしれません。
過去にワタクシの知り合いにも家電や楽器、アパレルの詐欺サイトに騙された方がおられますが引っかからない方法、見分ける方法はいくつかありますので紹介します。
プラットフォーム上でない独自事業者は要注意
楽天、Amazonなどに出店している事業者であれば最低限のチェックはありますし荷物が届かないということはまずありません。
ただし、そういったプラットフォームを使っていない事業者の場合はもし荷物が届かなくても泣き寝入りするしかありませんので十分注意しましょう。
もちろん、独自のサイトでも真面目に商売をしている方がほとんどではありますが、プラットフォーム事業者より注意が必要。
また最近は楽天のサイトに似せた詐欺サイトもありますのでそれにも注意してください。
価格が市場価格より異常に安い場合は要注意
市場には適正価格というものが存在します。
アパレルは在庫処分などで大幅に割引になることは時々ありますが家電や楽器、ゴルフクラブなどは通常30%オフが利益のでるギリギリのライン。
特別なキャンペーンでもない限りそれより安いのはまず詐欺を疑いましょう。
今回のように定価の1/10程度の場合はまず詐欺なので絶対に引っかからないように。
ほとんどの場合、振込をしても商品は届かず、連絡しても梨の礫。
もし届いたとしてもおそらくニセモノで本来の性能はありません。
あまりにも市場価格より安い場合は詐欺サイトの確率が高いので十分に気をつけましょう。
文章が変な日本語の場合は要注意
詐欺サイトのほとんどはアジアの某国が運営しています。
そのためところどころ日本語がおかしかったり日本では使わない漢字が使われていたりします。
そういうサイトはまず間違いなく詐欺サイトなので絶対に注文してはいけません。
今回の詐欺サイトは「土、日曜日で出荷は致しておりませんです」という日本人が使わない日本語が入っており、運営しているのは間違いなく、◯国人アルヨ(笑)
サイトの隅々まで日本語を読んで「てにをは」などが間違っている日本語がないか確認しましょう。
会社概要を必ず確認する
サイトには会社概要が記載されています。
それさえも記載されていないサイトは完全にアウト。
独自サイトで買い物する場合は必ず会社概要を確認しましょう。
まずは住所をGoogleMapで確認して記載の住所が現実にあるかどうか検索してみてください。
たいていの場合はダミーの住所であり実在しません。
実在したとしても全く関係ない会社だったりすることも多々あります。
今回記載の会社の住所は実在せず、周辺で店舗名の「ゴルフクラブ本舗」を検索しても出てきません。
メールアドレスのドメインは「.club」という見たことがないドメインなのでおそらくメールを送っても届くことはないでしょうし、返信は99.99999%ありません。
明らかに架空の会社になります。
以前、発見した詐欺サイトは住所が神戸なのに電話番号が神奈川というずさんさ。
独自サイトで買い物をする前に必ず「会社概要」の店舗名、住所と電話番号をGoogleで検索しましょう。
以上、詐欺サイトを見破る方法をお伝えしました。
コロナの影響で今後、数多くの会社が倒産し収入が途絶える人が増えるのは間違いありません。
ひったくりや強盗などの犯罪とともにネット詐欺も増加します。
ネット犯罪はどこからでも手軽にできることと犯罪を行っても捕まりにくいためこれからも増えることが予想されます。
上記の点に注意して詐欺に引っかからないようにしてください!
ほな!おおきに!