「このミステリーがすごい!」大賞受賞作だけのことはある!書評「元カレの遺言状」新川 帆立著







昨年はビジネス書や自己啓発書を中心に50冊ほどの本を読みました。

昨年はオンラインミーティングに時間を使っていたのと、ゴルフ雑誌やノウハウ本を読んでいたため、ビジネス関連の読書は少なめになりました。

昨年、読んだ本のベスト5はこちら。

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※こちらは上下巻で一つとカウント

 

今年は時間にゆとりができるので半年で50冊は読むつもり。

昨年末、最後に読んだのがミステリー小説の「元カレの遺言状」。

 

2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作でAmazonのレビューは1,100を超えており、星4つ、5つで70%を超える高評価。

これで面白くないはずはありません。

実際、読み始めるとぐんぐん引き込まれて一気に読み終えました。

内容はネタバレするといけないので詳細は書きませんが、今まで読んだミステリー小説の中でも上位に入る面白さ。

 

ストーリー、キャラクター、プロットともに良く練られていて、ミステリー好きな方はもちろん、普段ビジネス書しか読まない方でも楽しめます。

カフェで美味しいコーヒーでも飲みながら読んでみてください。

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あらすじ

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。

元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。

数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。

ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。

 

ほな!おおきに!