先日、東京へ行く機会があり、二日目の午後、少し時間があったので、お会いしたAさんに「オススメのアートイベントありますか?」と尋ねたら、めっちゃ親切に色々と教えていただきました。
そのうちのひとつが、表参道のスパイラルガーデンで開催中の「ART LAND」 SHUN SUDO。
東京とニューヨークを行き来しながら、鮮やかな色彩と軽快なストロークから生み出される、時代性を反映したペインティングや壁画制作など、多方面で積極的に活動するアーティスト SHUN SUDO。
人々に笑顔と癒しを与えてくれる花と、衣服の布と布をつなぎ留めるボタンをモチーフにした作品を描いています。
SHUN SUDOは自身のアートにそんな存在を重ね合わせ、ストリートアート的なポップさと即興性、水墨画を思わせる力強くも繊細なタッチにより描かれる「ボタンフラワー」は、多くの作品に登場します。
今回の展覧会では、作家が近年発表し続けているキャンバスを様々な形にくり抜いたシェイプドキャンバスのボタンフラワー作品を中心に、新作約20点を展示。










また、2015年のデビュー以来発表してきた、自身のアーカイブ作品や作品制作前のラフスケッチに加え、クマ型ブロックタイプフィギュア「ベアブリック」や、栗原たおが手掛けるブランド「タオ(tao)」とのコラボレーションによるプロダクトの展示などがあります。
そしてTシャツやマグカップなどの限定グッズの販売など、アートの楽しさや可能性を表現した空間が広がっています。
会場横にはカフェがあり、ゆったりくつろぐにはよさげ。
ただ、上から、横から丸見えなので、落ち着かないかも…。

会場の階段を登った先には、休憩スペースがあり、表参道を見渡すことができます。



また、その奥には雑貨などのセレクトショップがあり、質の高いアイテムが並んでいました。





会場には大小様々な作品が並んでおりますが、点数は多くないので、サクッと鑑賞できます。
現代アートを短時間に無料で楽しみたい方にはオススメ。
原宿で開催されている「ルイ・ヴィトン×草間彌生 ポップアップストア」とセットでどうぞ。
SHUN SUDO プロフィール
1977年、東京生まれ。
世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートを学ぶ。
水墨画的な動静を併せ持った繊細なタッチ、日米のポップ・カルチャーやストリート・カルチャーを継承したモチーフや色彩。
映画、音楽、自然、アニメーションからインスピレーションを得て生まれた幻想的な「生物」と「花」。
一つのジャンルに収まらない世界観が紡ぐアート作品が近年世界から注目を集める。
2015年、初のソロ・エキシビジョン「PAINT OVER」をニューヨークで開催。
翌年には、40年に渡りギャラリーや美術関係者から絶大な支持を受けるマンスリーのアートブック「BLOUIN GALLERY GUIDE」のカバーページに採用。
それ以降、国内外で個展を積極的に開催しながらニューヨーク、マイアミ、東京で手掛けたスケールの大きなアートウォールはアートファンのみならず、ファッション関係者の間でも話題に。
NIKE、Apple、PORSCHEなどのグローバル企業とのコラボレーションも多数手掛け、その創作活動は日本を飛び出し世界のアートシーンに刺激を与えている。
ほな!おおきに!