書評 「どうせ無理」と思っている君へ 植松努著







2014年9月に公開されたTED Xで一躍有名になった植松努氏。素晴らしい内容で再生回数は250万回を超えています。

2016年2月に常滑市で講演会があった際には家族で参加しました。

家族4人で植松努氏の講演会を聴いてきました

植松努氏の最新著書が「どうせ無理」と思っている君へ〜本当の自信の増やし方〜。大人はもちろん小学生の高学年から高校生ぐらいまでのお子さんが読めば人生変わりそうな気がする一冊。

 

琴線に触れたフレーズのみ取り上げます。

足りないものと足りないものを足すと自信が生まれる。足りない人と足りない人が、助け合うんです。足りない人同士が助け合えば、何かができるんです。

失敗すれば、新しいことがわかるのに。失敗から工夫すれば、もっといいことがわかるのに。失敗を繰り返してやがて成功すれば、自信が持てるのに。

誰かと比べたり、何かの勝負に勝ったりして生まれるのは、自信ではなくて優越感です。

自信と夢はつながっていますから、夢もひとつじゃないほうがいいのです。夢もたくさんあったほうがいいのです。

やりたいことを、自分で決めてやる。それが、君にふさわしい「行動する理由」です。目標は「自分のためになること」と「人のためになること」で決めたいものです。

誰かがおしつけてくる人生から逃げ出しましょう。君の人生は君のものです。

失敗したら自分を責めたりせず「どこが悪かったか」を冷静に調査しましょう。そのデータを取っておいて、次の挑戦に使いましょう。

知らないことを「知らない」と言う。わからなければ「わからない」と言う。

「好きなこと」で仲間を増やす。自分の好きなことや趣味があれば、それをきっかけに、いろんな人とかかわれます。

自分の意思で、自分が好きで、やるべきだと思うことを自ら進んでやる人が増えれば、世界は変わると思っています。
一人でなんでもできる能力を増やすことはすごくいいことです。でも仲間と一緒にやったら、もっとできるようになります。

 

小中学生のお子さまがいるあなたへ、ぜひお子さんと一緒に読んでいただきたいオススメの一冊。

ほな!