ほっこり心が温まりクスッと笑える! 書評「スピンク日記」町田康著







先日、「メモで未来を変える技術」、「丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?」「『丸亀製麺』で学んだ 超実直! 史上最高の自分のつくりかた」の著者であり、普段は丸亀製麺のトリドールでIR業務などを担当されている小野正誉さんのFacebookで下記のうような投稿がありました。

「これまで読んだなかで、No.1の本(小説)は?」という問いに答えたのがこれ。
敬愛する町田康さんの「スピンク日記」。飼い主ポチとの日常を飼い犬スピンクの目線で綴った珠玉のエッセイ。最後の文章は覚えてしまうくらい何度も何度も読んだ。ほっこり心があったまる。犬好きの人、そうでない人にもオススメ。

 

 

小野正誉さん美崎栄一郎さんの勉強会パーソナルブランディングの仲間で以前東京へ訪問した際にお会いし、名古屋でも講演していただきました。「メモで未来を変える技術」はメモに願いを叶えていたらどんどん夢が叶うというメソッドが書かれており毎日実践しています。まだ叶わないものもありますが実現しているものもたくさんあり、やはり書くことはとても大切だと実感しています。

夢を叶えるワークショップ 〜メモで未来を変える技術〜を主催しました!

 

小野さんはたいへんな読書家でもあります。読書家の方がオススメする本はまずハズレがなく、その中でナンバーワンと言われたら読まない理由がありません。即座にAmazonでポチりました。すでに積読が何冊もありましたが読みたい衝動を抑えられず届いたら真っ先に読み始めました。

この小説の主人公はプードル犬の「スピンク」。犬目線でエッセイが語られています。飼い主は小説家の「主人・ポチ」(町田康さん)と奥様の「美徴さん」。そしてもう一匹同じプードル犬の「キューティ・セバスチャン」がいます。

 

町田康さんの作品は初めて読みましたがとても読みやすく一気に最後まで読了。ところどころクスッと笑えたり、ほっこりできてとても穏やかな気持になれます。オススメされた小野さんの人柄がわかるような作品。

 

机の上に置いてたら娘たちが表紙を見て興味を持ったみたいで読んでみたいとのこと。漢字にふりがなが全くないので読めない漢字が時々あるような気がしますが雰囲気で読めてしまうことでしょう。

続編の「スピンク合財帖」もかなり面白そうなのでまたポチッとしました。早速読んでみましたが、これもまた面白い。クスッと笑える頻度はこちらの方が上のような気がします。


 

現実から少し離れて、ほっこりほのぼのとした世界に浸れる素晴らしい作品ですので、ぜひ読んでみてください。

小野正誉さんの著書はこちら

 

ほな!おおきに!