極上の恋愛映画、既婚男子必見!映画評「今度は愛妻家」







今年の目標のひとつが1年間で映画を100本観ること。週2本、月8本〜9本観れば目標達成しますが、5月末で47本目と順調に推移しています。このままのペースなら120本ぐらいはいけるかもしれません。

47本目の映画はAmazonプライムビデオで観た「今度は愛妻家」。カメラマンのぐうたら亭主・俊介役に豊川悦司、そんな夫に文句を言いながら世話を焼く健康マニアの妻・さくら役に薬師丸ひろ子、妻の父親でオカマ役に石橋蓮司、俊介の事務所に所属する若手カメラマン役に濱田岳、芸能事務所に所属する若手タレント役に水川あさみ。登場人物はほぼ、この5人のみ。その他、ちらっと井川遥、城田優、津田寛治、奥貫薫などがでていますが、本当にごくわずか。

 

人気の舞台を映画化したので、登場人物が少ないのは当たり前かもしれません。しかし、全員演技派俳優なので、むしろ世界観にどっぷりハマれます。特に還暦を過ぎたオネエとして登場する石橋蓮司の演技が光ります。アウトレイジでヤクザを演じているのと同一人物とは思えません。これぞ、ザ・役者。

ストーリーはネタバレになるので、詳しくは書きませんが、既婚男子は絶対に観ておくべき作品。筆者自身、かなりの愛妻家だと自負していますが、それでも「妻のことを思いやっているか」「優しい言葉をかけているか」「感謝の気持ちを伝えているか」など自問自答してしまいました。

日本人男子は照れ屋なのか、なかなか口に出して感謝の言葉を言わない方が多いように思います。言葉で伝えないとわからないこともたくさんありますので、ぜひ口に出して伝えましょう。

久しぶりに、もう一度見返してみたいと思える素晴らしい映画に出会いました。既婚男子はもちろん、女性はぜひ好きな男性と一緒に観てください。この映画を観終わったら、きっと男性の態度が変わるはず。

 

中谷まゆみ原作の大ヒットを博した舞台『今度は愛妻家』を待望の映画化。 “豊川悦司&薬師丸ひろ子”日本中が羨む理想の夫婦を感動のヒットメーカー行定監督がコミカルに、そして時にシリアスに描く。 “誰かを想うこと”“誰かに想われること”が素敵に感じる、爽やかで心が見る前よりも少しあったかくなるハートフルムービー。

主演
豊川悦司、 薬師丸ひろ子、石橋蓮司、水川あさみ、濱田岳
上映時間
2時間11分

 

ほな!おおきに!