PayPay感謝デーのシステム障害エラーにみるスマホ決済サービスの暗い行く末について







10月5日(土)PayPayの一周年記念として最大20%が還元されるPayPay感謝デーがありました。付与上限は1回につき1,000円まで、一日で5,000円までという制約はありますが上手に使えば20%割引で買い物をすることができます。細かく分けて25,000円の買い物をすれば最大限にPayPay感謝デーのサービスを教授できます。

 

当日は14時過ぎにまずダイソーで少し使い、その後リカーマウンテンで5,000円ほど使いました。夕方、セブンイレブンでAppleのライトニング端子→35mmイヤホンジャック変換ケーブルと雑誌をいくつか購入するため会計しようとレジでPayPayのバーコードをスキャンするもののエラーで決済できず。

どうやら決済が集中したためシステム障害を起こしているとのこと。少し時間をあければいいかと思い5分ほど待ったものの解決せず。一旦諦めて帰宅し夕食後出かける用事があったため改めて20時過ぎに再度セブンイレブンへ。今度はバーコード自体が表示されずエラーの表示が出ました。アプリを強制終了して再度立ち上げても症状は改善せず。

 

5分ほど待ったらバーコードは表示されたもののクレジットカード連携ができないとの表示が。残高が1,500円ほどしかなく仕方なく銀行口座からチャージして決済しようとしたらまたもスキャンしても通らないため購入できず。

 

おそらく全国各地で大勢の方がPayPayで決済しようとしてアクセスが集中したのだと思いますが、長時間に渡って使えないというのは相当深刻な問題でしょう。

PayPayの登録ユーザー数は先日の発表だと1,500万人。周りに聞くと登録だけして使っていない方も多いので実際に使っているアクティブユーザーは7割程度ではないでしょうか。そしてこの日の17時前後に同時使っていた人はまだそう多くはないはず。この程度のトラフィックでシステムの処理が追いつかず障害を起こしていては行く末真っ暗。

10月に増税になってはじめてスマホ決済ほかキャッシュレス決済するため重い腰を上げた方も多く、ユーザーはこれからうなぎのぼりに増えるはず。現時点でシステム障害を起こすようではよほどシステムを増強するか根本的にシステムの仕組みを変えて構築しない限り頻繁に決済できない状態が続くのではないかと予想されます。

今回の一件でわかったのはやはりスマホ決済はキャッシュレス決済の主流にはならないということ。キャッシュレス決済として普及するのはクレジットカードもしくは非接触タイプの交通系ICカードやiDなどだと思われます。その点ではiDで使えるメルペイは有力候補として残りそうな予感がします。ホリエモンは前々からメルペイは残ると言っていましたのでさすが先見の明があります。

とは言えスマホ決済はまだこれからお得な還元サービスを打ち出してくると思われますので使わない手はありません。未だに情報を取られるのが嫌なので登録しようか迷っているという方がおられますが情弱過ぎ。そういう方はたいていFacebookのアイコンも自画像ではなく動物とかわけのわからない画像を使っており情報リテラシーが低すぎて呆れます。

巷にはスマホ決済サービスが乱立していますが、サービス業者として残るのはPayPayとLINE Payぐらいではないでしょうか。もしかしたらQRコードやバーコードを使うスマホ決済サービスは全て淘汰されるかもしれません。

とにもかくにも、消費税が10%にあがり、対策としてはキャッシュレス決済で5%還元、さらに決済業者からの還元サービスなどを上手に利用するしかありません。登録が面倒だとかクレジットカードは使いすぎるから怖いとか言わずに現金をできるだけ使わず賢く買い物しましょう。

ほな!おおきに!