除夜の鐘や学校の運動会の音に駆除を入れて中止にさせる老害が蔓延る日本の末路







12月も残すところあと僅かとなり、まもなく一年が終わります。年々月日が流れるのが早くなりますが、おかげさまで毎日楽しく幸せな日々を過ごしています。毎月1日に欠かさず熱田神宮に朔日参りをしているおかげか、はたまた毎日アメノミナカヌシ様にありがとうございますと言っているおかげでしょうか。と言っても一番は仕事しながら家庭をしっかり守ってくれている妻のおかげかな。

さて、この時期になると除夜の鐘の音がうるさいとクレームがあったので中止にする、しないのというニュースが最近毎年流れてきます。年に1回特別な時だけなのにクレームを入れるのは正直、その神経がよくわかりません。しかもほとんどの場合は寺社の方が先にあって後から近くに引っ越ししてきた人だと思われます。最初からわかっていることなのに住んでから我が物顔でうるさいとクレームを言う思考が理解できません。

確かに鐘を近くで聞いたらかなりの音量ではありますが、朝から晩まで鳴らすわけでもなく一年に一度、108回打てば終わるのになぜ我慢できないのでしょうか。また幼稚園や小学校の運動会のアナウンスやBGMなどがうるさいとクレームがあったために運動会ができなくなった学校や、体育館の中で運動会をせざるを得ない幼稚園が出てきています。さらには幼稚園自体が迷惑だということで建設ができない地区も出てきています。

クレームを入れているのは99%老人であり昔は自分たちも周りに迷惑をかけていたのにそれを都合よくすっかり忘れてしまったのでしょうか。おそらく昔も文句を言う老人はいたと思いますが50年前は老人は人口マイノリティだったため、文句を言ったとしてもごく僅かで「偏屈じじいがなんか言ってる」程度で済んでいたのが、時代が移り老人が人口マイノリティではなくメジャーになってしまったため文句やクレームを言えば通るようになってしまったということだと思います。

日本が息苦しく寛容性が無くなっているのはまさにこれが原因ではないでしょうか。わがままで身勝手な老害たちの意見が当たり前のようにまかり通り若者が窮屈な思いをして生きにくい世の中になってしまいました。団塊の世代が高齢になり医療費も含めて大きな負担になっています。それを支えているのは数少なくなってきている若い世代であり、税金がどんどん増えて手取りが減っています。その若者世代は税負担は増えるわ、クレームはつけられて生きにくいわで本当に悲惨な現状となっています。

この状況を打開するにはまずは若者は選挙に行って高齢者優遇をしない政党や政治家に投票すること、そしてクレームが入ったからといって簡単に受け入れないことではないでしょうか。100人のうち80人がクレームを入れるような案件は真摯に受け止めるべきだと思いますが今の日本は100人のうちたった1人が理不尽なクレームをつけただけでも全て受け止めているような気がします。昨年末にネットメディアのJタウンネットが除夜の鐘が本当に「騒音」なのかを読者に行ったアンケート(総得票数:547票)では96.3%が一度も迷惑と思ったことがないと回答しています

今の日本は閉塞感でいっぱい、とにかく若者が生きにくい世の中になっておりこれを打開しない限り子供が生まれず人口も減り続ける一方。もっとみんなが寛容性をもって生きたら楽しくなるんだけどなぁ…。クレームをつけるような老人はブログやFacebookはおろか、ネットも見ていないのでこの記事は届かないとはと思いますが、少しでも世の中が住みやすくなればと願っています。

ほな!おおきに!