朝活ネットワーク名古屋で人生と文房具の師匠 猪口文啓氏の講演を聴いてきた







ワタクシの人生哲学と文房具の使い方の師匠であるフミヒロさんが朝活ネットワーク名古屋で講演されるので早起きして聴いてきました。フミヒロさんの講演は今回で6回目、毎回話しが面白く深いのでほぼ毎回参加しています。

仕事で悩んだときに色々と話しを聴いてくれて良い方向へ導いてくれたり、愛知の文具王として様々な便利な文房具の情報を教えてくれたりと本当にありがたい存在。感謝してもしきれません。今回の講演は文房具の話を織り交ぜながら問題解決や目標を立てる理由などをお話いただきました。


 

昨今、問題を解決するのに「HOW」(どのように)をすぐ求めたがる人が多すぎます。まずは「WHERE」(どこで)を特定してそこから解決しなければ真の問題解決にはなりません。例えば、もし病気になったとして薬を飲んだら一時的に病状は落ち着きますが病気になった原因を探して特定しなければ真の解決には至りません。うつ病も向精神薬で一時的には改善しますがうつ病になった根本原因を取り除かない限りすぐに再発します。安易に「HOW」で解決せず、まずは「WHERE」を特定して問題解決をしましょう。

問題を解決するための本としてトム・ピーターズの「サラリーマン大逆襲作戦シリーズ」をオススメされました。三部作になっており「ブランド人になれ!」「セクシープロジェクトで差をつけろ!」「知能販のプロになれ!」をセットで読むことをオススメします。以前、フミヒロさんが読んでるのを知ってすぐに読み一生モノの本として本棚に並んでいます。


 

フミヒロさんは毎年正月にこの本を読んでA4用紙1枚にまとめられており、過去のものと読み比べて自分の進化度合いを測っておられます。ワタクシは一度しか読んでなかったので近いうちに読み直して書評を書きます。

その他、毎月ひと枠だけに書き込む4年見開き日記を続けられており、すでに4年目に突入していました。これは早速来年から真似します。毎日書くタイプの5年日記は挫折したのですがこれなら続けられそう。

最新の文房具は様々な問題を解決してくれます。今、フミヒロさんの一番のお気に入りはAirPodsPro。ノイズキャンセル機能が素晴らしく音楽を聞かずにつけていることも多々あるとのこと。新しいAirPodsが出るとの噂もあるので様子を見ていますが近いうちにAirPodsから買い替えようと思います。

そして企画を立てる時に役立つツークとしてマルマンのスケッチブック、ニーモシネのメモパッド、蛍光ペン「ジュースアップ」、8種類の色が描ける「マルチエイト」、シャープペンシルの「プレスマン0.9mm」が重宝します。

文房具の話は今回軽めで次は「仕事が来る人になるには?」という話になりました。

一番大切なのは「人間味のあるサービスの質を高めること」。いくつか挙げると…
・依頼された仕事があった場合、ボリュームは変えずに個数を増やす
・視点をずらして新しい視点をプラスする
・納期を前倒して提出する(気に入っている人だけに)
・困っていたら助けてあげる
・最後まで待ってあげる

これを実行すれば仕事がひっきりなしに来る人になるとのこと。ちなみに納期の前倒しは誰に対してでもするのではなく自分の気に入っている人や好きな人だけに行います。一度納期を短縮すると次から短い締切を言ってくる人がいますが、そういう人にはできるだけ近づかないようにしましょう。

これからの時代、目標の成果物から逆算して物事を考えて、必要なものを揃えることが大切になってきます。モチベーションと効率が上がる便利な文房具を使うのもそのひとつ。世の中の流れはメンバーシップ型からジョブ型へ移行しており、この傾向はさらに強くなります。

講演終了後の質問タイムで「3,000円もする【オレンズネロ】の0.2mmシャープペンシルを買ったけどほとんど使ってないのですが、フミヒロさんはどうやって活用していますか?」と尋ねたところ「ボクもたまに引き出しからだして女の人の髪の毛みたいな線が引けるな〜って試し書きするぐらい。3,000円も出したのにほとんど使わなかったということがわかったということに価値がある」「こういう場でそれをネタにできたので元を取れたでしょ」とのこと。さすがの名回答。

そして文房具ネタとは全く関係ない質問だったのですが「中1の娘が期末テストでとんでもない低い点数を取ってきました。勉強の仕方が間違っているので教えようと思うのですが聞く耳を持ちません。どうすれば素直に聞いてくれますか?」という質問に対しては「それは娘さんの問題ではなくて親の問題でしょ。娘には関係ないのでほっておけばいい。子供は親の所有物ではないし親から何かを教えてもらいたいと思ってない。困るのは自分だし解決するのも自分。本人から『教えて欲しい』と言われるまでこっちから教えなる必要はありません。テストの点が低くても人生どうにかなる」とまたもや素晴らしい回答をいただきました。

おそらく同じような案件で悩んでいる親は多いのではないかと思いますがフミヒロさんの答えを聞いてスッキリしました。しばらくはこちらから何も言わず様子を見守り、聞かれたときだけ全集中の呼吸で応えたいと思います。

今回もめちゃめちゃ学びの多い話が聴けて早起きした甲斐がありました。こういう場を提供していただいている主催者の宮﨑さんには心から感謝いたします!

ほな!おおきに!