運動会が午前中のみに短縮されたら色々ハッピーになった!3つのメリットとは?







先日、子どもの運動会が開催されました。長女は今年6年生なので最後の運動会になり、これで見納め。小学校入学から6年が経ったとは思えないほどあっという間に年月が流れました。毎年、子どもたちの姿をカメラで撮影するのも楽しみの一つ。昨年からは友人にサンニッパをお借りし、さらに素晴らしい写真が撮れるようになりました。

 

運動会のプログラムは昨年までは昼食を挟んで14時過ぎまでかかっていましたが、今年から午前中で終わることになりました。働き方改革の一環かと思ったのですが、それよりも子どもたちの身体の負担を軽減するためとのこと。確かにこの時期でも晴れた場合、相当暑くなり熱中症で倒れることもあります。

最初聞いた時は、組体操なども無くなるし、折角の運動会なので午後まででもいいのに…とちょっと思いましたが、これも時代の流れなので仕方ないなと…。しかしながら、午前中で終わった運動会は良いことばかりでメリットしかないことがわかりました。午前中終了パターンはすでに三河地区の小学校では昨年から行われており、それが名古屋市に広がったのですが、最初にこれを発案した校長先生は相当勇気が要ったことでしょう。ファーストペンギンになった校長先生に感謝します。

 

運動会が午前中のみになったことによる3つのメリット

身体が楽

今年は5月下旬にも関わらず名古屋では34度を超える猛暑となり、日向は猛烈な暑さ。全国では425のの地点で30度以上の真夏日を観測しました。湿度が低いので、日陰は比較的耐えられますが、ずっと炎天下の運動場で競技したり待機している先生や子どもたちは相当体力を消耗します。以前は途中で休憩を入れたりしていましたが、それでも相当しんどかったはず。

今回は9時から始まり11時半には終わっていたので、これぐらいなら水分さえしっかり取っていれば普段から外で遊んでいる子どもたちは全然耐えられます。見ている保護者も時間が短くなり圧倒的に身体の負担が減りました。

ただし、今年は短時間とはいえ、日差しがきつく、2時間半だけにも関わらず普段日光を浴びていないワタクシには相当キツかった。もし、午後まであったら倒れてたかもしれません。本当に午前中だけで助かりました!

時間を有効に使える

昨年までは帰宅したら15時をまわっており、曇り空で比較的涼しかったにも関わらずクタクタで何もできずに一日が終わりました。今年は酷暑でしたが、午前中だけだったので、午後からも公園で遊んだり、時間を有効に使うことができました。家族で買い物にでかけたり、映画を観に行ったりすることもできるでしょう。

一日が運動会だけで終わるよりは、他のことができた方が、親も子どもも楽しく過ごせるような気がします。

弁当を作らなくていい

今回の午前中で終わることを一番喜んでいたのは、弁当を作らなくてよくなったお母さんたち。朝早く起きて家族分の弁当を作るのはなかなか大変。しかも気温が高いので保冷バッグに入れたり、食材にも気を遣わなければなりません。

家族で一緒に弁当を食べるのも楽しいひとときではありましたが、お母さんたちの負担を考えると無しでいいかなと。学校までは自宅から歩いて20分ほどかかるため荷物が減ってとても楽になったのもメリットのひとつ。

子どもたちの競技は減りましたが、各学年、徒競走や団体競技はひとつずつ残り、選抜リレーもありました。運動会の雰囲気を楽しむには十分。今まで長時間やっていたのは大人のエゴだったのかもしれません。

おそらく仕事でも同じようなことがあるのではないでしょうか。必要だと思ってやってるけど実は無くしてみたらみんなハッピーだったみたいなことはたくさんあるような気がします。固定概念でそのまま惰性で続けているだけで、無くしても誰も困らないどころか喜ばれるようなことは日本企業には多々あると思います。

今回、小学校の運動会の時短により、大きな気づきを得ました。これからは固定概念に縛られることなく、現状維持バイアスをできるだけ外して人生を楽しんでいきたいと思います。

ほな!おおきに!