父の愛は娘の一生を守る!書評「娘のトリセツ」







我が家には二人の娘がいます。去年まで「お父さん大好き」と膝の上に乗ってきた長女は中学校に入る少し前ぐらいから距離ができてきました。小学校4年生の次女はまだ「おとうさんラブ」ですがハグはいいけどキスはイヤというようになりつつあります。

どちらも正常な成長を遂げているのである意味ホッとしていますが少々寂しいのも本音としてあります。おそらく思春期が終わればまた「おとうさんラブ」に戻ってくれるとは思いますがそれまでの対応でしくじらないために「娘のトリセツ」という本を読んでみました。


 

結論から言えば「今の時期に読んで良かった!ギリギリセーフ!」といったところでしょうか。男性と女性は脳の仕組みが違うのは知っておりできるだけ地雷を踏まない会話パターンを心得ていたつもりでしたが、残念ながら娘に嫌われる質問をしていることがわかりました。

NGワードとして「今日は何していたの?」というのがあるとのことですがこの質問は結構していました。会話の糸口としていいような気がしていたのですがいわゆる5W1Hの質問は女性にとってはウザいらしくご法度であり、「戦闘モード」に入り迎撃体制になる禁句なので絶対に使ってはいけないことがわかりました。

代わりに自分の体験談を話して呼び水にするといいらしいので心がけることにします。特に失敗談や弱音を吐くといいとのこと。普段、趣味や遊びの話はするのですが仕事の話はあまりしてないので今後は少し仕事のことを娘たちにも話してみようと思います。

仕事だけでなく趣味の世界を見せてあげることも大切。子どもの狭い世界ではなく世の中には色々な生き方や楽しみがあるということを知らせてあげることも親にとっては大切な役目ということを改めて実感しました。

そして娘と友好関係を築く一番有効な方法は妻をとにかく大切にすること。もし妻と娘が喧嘩しても妻を援護しましょう。この本では「この家は母さんが幸せになる家だ」「どんなことがあったとしてもお母さんを泣かせた時点でおまえ(娘)の負け」ということが書いてありました。娘ファーストではなく妻ファーストでいきましょう。

芸能人のヒロミさんは息子が母親に対して心無い言葉を言ったときに「俺の女に対してなんていう口を利くんだ!許さん!」と言うらしく、めっちゃカッコいい。息子はいないのでこのフレーズを使うことは無さそうですがもし息子が「クソババア」などと口走ったときには使ってみましょう。

この他、娘がいる父親にとっては色々役立つ情報が満載で必読の書。もしかしたら人生で一番読んでおかなくてはならない本かもしれません。裏表紙の帯に次の項目に当てはまる「娘の父」は要注意!というのがありましたが一つも当てはまっていなかったのでとりあえずセーフかな。


 

「男として生きる以上、娘を持てたことは神様からのギフトである」と書いてありましたがまさにその通り。しかも一人だけでなく二人も神様から預かれるとは本当にラッキー。ツイてる、ツイてる。ワタクシの将来の夢(目標)は「孫と一緒に元気に旅行へ行く!」なのでそれまで家族仲良く元気に過ごせるよう邁進します!

ほな!おおきに!