ワタクシが住んでいる東海地方はかなり前に梅雨入りしましたが、関東地方は先日ようやく梅雨入りしました。おそらくひと月ほど乖離があり、なかなか珍しい現象。我が家は洗濯乾燥機がないので雨の日は洗濯物を干すのがなかなかたいへんな作業になります。ベランダには軒があるものの、強く降ると吹き込むため外では干せません。
そのため部屋干しになりますが今の時期、雨の日は湿度が高くなかなか乾きません。そんな時に活躍するのが衣類乾燥除湿機。以前から妻が欲しいと言っていたので、今回も徹底的に調べてから購入しました。
衣類乾燥除湿機の除湿方式には大きく分けて3つのタイプがあります。湿度を下げる方法として「コンプレッサー式」と「デシカント式」の2つが主流。そして、この2つの方式を1台にまとめた「ハイブリッド式」があります。
コンプレッサー式のメリット
除湿できる量が多いので、湿度の高い季節に有効。デシカント式のようにヒーターを使用しないため、消費電力がデシカント方式のおよそ半分で済むうえ、室温があまり上昇しません。
コンプレッサー式のデメリット
は気温が低いと除湿力が落ちるため、冬場の結露対策には向きません。コンプレッサー(圧縮機)を内蔵しているので、本体サイズや動作音が大きくなりがち。
デシカント式のメリット
吸着した水分をヒーターで温めるため、気温に左右されずに1年中安定した除湿が可能。コンプレッサーがないので、本体サイズや運転音が比較的小さくて済みます。
デシカント式のデメリット
ヒーターを使用するため、消費電力が高くなります。伴って電気代がコンプレッサー式に比べて割高になります。また室温が上昇しやすいので、夏場にはあまり向きません。
ハイブリッド式のメリット
コンプレッサー式とデシカント式の「いいとこ取り」をしているので、通年で安定した除湿が可能で、ランニングコストが低くなります。
ハイブリッド式のデメリット
2つの方式を採用しているため、本体が大きく、価格も高くなります。
価格コムやAmazonなどのネットショップの口コミを見た上でヨドバシカメラの店舗へ行き、詳しいスタッフに聞いた上で今回選んだのがシャープの「CV-L71」。コンプレッサー方式のため電気代は割安かつ本体価格もリーズナブル。冬場には向きませんが、寒い時期はガスファンヒーターを使っており、衣類乾燥除湿機を使う必要はないので全く問題ありません。
毎年5月にモデルチェンジがあり、新機種が出ると旧型が一気に安くなるので、そのタイミングを待って購入しました。当初見た時から数千円下りお値打ちに購入することができました。
実際に稼働させてみたところ、やや生暖かい風が出てきます。この風が乾燥しているかどうかは目に見えませんが、妻曰く「めちゃくちゃすぐ乾くというわけではないけど前より確実に早く乾燥してる」とのこと。
タイマーが付いてるので電気代を無駄にすることなく利用することができます。もちろん、設定を変更してつけっぱなしにすることも可能。
またプラズマクラスターを搭載しているので部屋干し衣類の生乾き臭の消臭をはじめ、衣類に付いた汗臭や衣類やお部屋に付いた様々な付着臭分解・除去、付着カビ菌の増殖を抑制、ピンクぬめり原因菌の増殖を抑制してくれます。
送風口にあるルーバーを閉じた状態して下向きにすれば、脱衣所のマット、カーペットや床、窓ガラスの敷居など、ジメジメが気になる足元周りにもプラズマクラスターイオンと除湿された風が届きます。
本体にはハンドルがついているので持ち運びもラクラク。ルーバーを開けて上向きにすれば、洗面所やクローゼットなどでの衣類乾燥や除湿・カビ対策・消臭に手軽に使えます。軽量&コンパクトなデザインなので、女性でも使いたい場所に手軽に持ち運べます。
梅雨の時期だと数時間稼働させると結構な量の水が溜まります。ということは除湿、乾燥されていることの証になります。なお、本体にホースを繋げて直接排水することもできます。そうすればカセットに水は溜まらないのでいちいち捨てる必要はありません。
ドラム式洗濯機などの乾燥機は衣類が傷むので使っていません。この除湿乾燥機なら自然に干しているのと違い状態なので時間がかかり場所は取りますが衣類を痛めることなく乾かすことができます。
なお、向かい側に扇風機を置いて空気を循環させつつ使ってますので多少効率が上がっていると思います。
梅雨時期や雨の日に洗濯物が乾かない!とお困りの方は、この衣類乾燥除湿機を使ってみてください!7〜8畳であればワタクシが購入した「CV-L71」で十分、12〜14畳なら「CV-L120」、18〜20畳なら「CV-L180」を選びましょう。
ほな!おおきに!