【レビュー】注文から約2年半待った「魔法のフライパン」がやっと届いたので早速使ってみた!







2019年1月30日にカンブリア宮殿で放映された「料理が変わる!人気沸騰【魔法のフライパン】」を見て、その素晴らしさに感動してすぐに買いに行ったらなんと注文から約3年待ちとのこと。

カンブリア宮殿では東急ハンズの実演販売ですぐに買えるような感じだったのですが、テレビの放映により注文が殺到したのでしょうか…。

テレ東プラス「料理が変わる!人気沸騰”魔法のフライパン”:読むカンブリア宮殿」リンク

仕方なく、とりあえず注文し、届くまで3年という長い月日を待つことにしました。

そして、先日やっと「魔法のフライパン」が入荷したとの連絡が入りました。約2年半かかったことになります。予定よりは少し短くなりました。我が家が購入したのは26cmと28cm。26cmは妻の実家へ、我が家は28cmを使っています。

 

「魔法のフライパン」を作っているのは三重県木曽岬町にある錦見鋳造という小さな町工場。偶然ではありますが、妻の実家のすぐ近所にあり、一度見に行きました。

錦見鋳造「魔法のフライパン」公式サイトリンク

魔法のフライパンは鉄鋳物のフライパンながら厚さ1.5mmと今までの常識を覆し、鉄鋳物ではあり得なかった薄さと軽さを実現しました。それにより女性でも簡単に振ることができるようになりました。

ただし、製造はすべて手作業のため生産量が少ないため需要に追いつかず、現在でも3年以上の待ち時間が発生しています。

 

カンブリア宮殿で放映されていた時は機械で製造できる装置を開発中で、これが完成すれば3倍の生産能力になるとのことでしたが、待ち時間が短縮されてないことを鑑みると、まだ完成していないか、当時の3倍の注文数があるかのどちらかでしょう。

この魔法のフライパンで料理をすると特別美味しくなるとのこと。その理由は鉄鋳物はステンレスなどに比べて熱伝導率が高く、急速に熱くなるため。

ちなみに200℃に達するまでの時間は魔法のフライパンは44秒、ステンレスのフライパンは1分30秒もかかります。その差、約2.5倍。

この熱しやすい性質により、肉などは表面が素早く焼き上がり肉汁などの旨味が中に閉じ込められます。

また鉄鋳物には炭素が含まれているため、炭火で焼くのと同様の遠赤外線効果が生まれ、肉の中心部まで短時間でしっかり火が通ります。

家庭のコンロで手軽に炭火焼きができるイメージでしょうか。

実際に、BBQで余った牛タンをこの魔法のフライパンで焼いてみたところ、炭火焼きと遜色ない完璧な焼き上がりで、めっちゃ美味しい!

 

表面は適度な焦げがあるのに中はフワッとジューシーな感じで焼き上がりました。カンブリア宮殿では豚肉の生姜焼きを作っていて、これが絶品とのことだったので今度試してみます。

 

料理をする際に焦げ付かせないためのちょっとしたコツがあり、説明書にポイントが記載されています。

どうやら温度を上げすぎないのがコツらしく、加熱したら一旦、火を止めて油を入れてぐるっと回してから食材を入れて、それから加熱すると上手に焼けます。

そして、お手入れは調理が終わった後、すぐに水洗いして、柔らかいスポンジで表面をこすって汚れを落としたら、軽く火にかけて水分を飛ばせば完了。洗剤は一切使いません。とっても簡単で超楽チン。

 

熱すると水分がコロコロと転がり、その後蒸発してキレイになります。

 

今から注文すると手元に来るのは2024年の秋になりますが、ひょっとしたら自動でできる機械が稼働して早まるかもしれません。

一度購入したら15年以上使えるらしいので、ホームセンターに売っているフライパンと比べると少々高価ですがその価値は十分にあります。

最近、小学5年生の娘が料理にハマっていて、色々料理をしてくれます。どれもめっちゃ美味しいのですが、このフライパンを使うことにより、さらに美味しくなると思うと今から楽しみ楽しみ。

自宅で、料理をされる方なら絶対にオススメ。最近はバーミキュラからも似たようなフライパンが発売されており、こちらは待たずに購入することができます。

こちらは実際に試していないのでなんとも言えませんが、3年も待てない…という方はこちらを購入するのもいいかもしれません。

 

ほな!おおきに!