愛知県美術館で開催されている「ミロ展-日本を夢見て」を鑑賞してきました。
年明けに購入した「日経おとなのOFF」で開催するのを知って、行くつもり満々だったのですが、色々と忙しくて、すっかり忘れていました。
7月1日(金)にもくもく勉強会を一緒にする方が「ミロ展へ行きたかったんだけど、忙しくて行けてなくて…。明後日までなんですよね〜」とボソッとつぶやかれました。
行きたかったということをハッと思い出し「ぜひ、一緒に行きましょう!」ということで予定を変更し、もくもく勉強の時間を少し削って、一緒に愛知県美術館で「ミロ展–日本を夢見て」を鑑賞することにしました。
結論から言えば「行って良かった!行かなかったら後悔してたかも…」。
ジュアン・ミロ(1893-1983)は、バルセロナに生まれた芸術家で、ピカソやダリと並ぶ現代スペインを代表する巨匠として、日本でも永く愛されています。
しかし、絵画や彫刻、版画、タペストリー、そして陶器にまで及ぶその旺盛な創作活動の裏に、日本文化への深い造詣があったことはあまり知られていません。
ミロ展では、浮世絵や俳句を通じた日本への憧れが感じられる初期の代表作から、民芸や書、やきものを通じて触れた日本特有の質感を反映した戦後の大作まで、ミロの90年の歩みが展示されています。
ミロがアトリエに飾っていた日本の民芸品や、世界で初めてミロの本を出した詩人・美術評論家の瀧口修造との共作を含む、約140点の作品と資料が一堂に会する展覧会は、ミロが「長い間、夢みていた」という日本での、20年ぶりとなる大規模な回顧展。
点数のボリュームが相当あり、内容も絵画から陶器まで多岐に渡っていて、ミロ好きとしては大満足。
ピカソに近い作品もありますが、ピカソよりわかりやすく、明るい雰囲気があり、とても楽しめました。
撮影は3箇所のみOK。数点でもOKであれば、ブログにも載せられますし、SNSでも投稿できます。
全部OKにすると無神経にシャッター音を鳴らす人がいて、鑑賞に集中できないので、このぐらいの点数がベストかな。
会場を出たところにある物販コーナーでは、様々なグッズが並んでおり、どれもめっちゃステキ。
デザインがオシャレでカワイイので、目移りしてしまいます。
何とか、買いたい衝動を抑えて、両面見開きのクリアファイル、ポーチ、誕生日のキーホルダーとポスターに止めました。
Tシャツもかなり迷ったのですが、すでに色々Tシャツがあるので、今回は見送りました…。
こんなに欲しい物がたくさんある展覧会は久しぶり。
チラシのコピーに「20年ぶりのミロ回顧展、ここをミロ!」という寒いコピーが…。
誰もが思いつく、一番ダサいコピーを使うとは…www。
ミロのファンはもちろん、そうでない方も、ぜひ愛知県美術館へ!
7月3日(日)までの開催ですので、どうぞ、お急ぎください!
なお、次の巡回は富山県美術館で2022年7月16日(土)〜9月4日(日)開催されます。富山には、この期間内におそらく行くので、もう一度行こうかな…。
ほな!おおきに!