明日7月10日(日)は参議院議員通常選挙の投票日。今回の選挙から投票できる年齢が18歳以上になります。投票時間は午前7時から午後8時まで。この日に仕事や予定がある方は期日前投票制度を利用しましょう。たいていはお住まいの市町村の役所で受付をしています。
選挙にはどんなことがあっても行かなければならないと考えています。正直、若い頃はどうせ1人ぐらい投票しなくても変わらないだろうと思っていましたし、興味もなかったし、知識もなかったし、誰に投票していいかもわかりませんでした。そんなわけで結局、投票に行かず過ぎた時代がありました。今思えば本当に恥ずかしい。
ある程度の年齢になり選挙に行かないことはカッコ悪いことだということが分かりました。そして1票をお金に換算すると360万円の価値があるという記事を読んで意識が一気に変わりました。現金な話ではありますが、360万円は無駄にできないなと。
もしあなたの目の前に360万円が積まれていて7月10日(日)までに使わないと無くなりますよと言われたら絶対使うでしょう。選挙で投票するとはそういうこと。
そう言われても「誰に投票したらいいのかわからない」という方も大勢おられるでしょう。かく言う私も若い時は判断の仕方がわかりませんでした。最近は政治の勉強もしましたし、政党やマニフェスト、ポスターの人相でだいたいわかるようになりましたが(笑)
選挙のときに具体的にどう対応すべきか、ライフネット生命の出口会長がわかりやすい素晴らしい記事をかかれているので紹介します。
「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ
出口治明 (ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長)2016年7月3日
せっかくですから、選挙のときに具体的にどう対応すべきか、北欧の学校で教えられている「一生役立つハウツー」をひとつだけあげておきましょう。まず、選挙がはじまると町中にポスターが貼られ、選挙カーが走り出し、候補者たちが必死にアピールをしますよね。そしてしばらく経つと、マスメディアが勝手に事前予想を出してきます。「○○党が優勢」「候補者Aが高い支持を集めている模様」というような情報を、みなさんも見たことがあるでしょう。それで、もしみなさんがこの事前予想の風向きに賛成だったら、とるべき手段の選択肢は3つ。この3つのなかであれば、どれを選んでも構いません。結果は同じだからです。
(1)選挙に行ってその人の名前を書く
(2)白票を出す
(3)棄権する
ただし、事前予想が自分の考えと違ったら、とるべき手段はひとつだけ。選挙に行き、違う人の名前を書く。これだけです。それ以外に、あなたの意思表示の方法はありません。これが、選挙というものです。
ピンとくる候補者がいなくても、ちょっと考えればいくらでも選べます。たとえば日本は、他国に比べて女性の政治家が圧倒的に少ない。あと、若い政治家も少ない。だったら、女性が立候補していればその人に投票すればいいし、女性候補者がいなかったら歳の若い順に入れていけばいいでしょう。乱暴に思えるかもしれませんが、それも政治を「変えたい」という立派な意思表示です。
今回、和歌山県の10代投票率を上げようと作成されたポスターがネットを中心に話題になっています。ポスターを作ったのは、和歌山の学生や社会人で活動する有志の団体「和歌山リア10プロジェクト」。とてもクオリティが高いので37種類紹介いたします。
あなたの一票が大きなムーブメントになるかもしれません。18歳以上の選挙権がある方は絶対に選挙に行きましょう。日本人として生まれたからには絶対に。
私はすでに投票する方が決まっておりまして10日(日)は仕事があるので前日に投票します。◯民党はアンチ安倍、◯明党は◯価学会なのであり得ない、日本◯産党も政策が自分の考え方と違うなどとなると対象者は一気に絞られます。そして出口会長の意見に従うなら若い女性となり、必然的に1人に絞られました。今回投票する予定の方の職歴はテレビ大阪から資生堂、リクルートとワタシ好みの会社を渡り歩いて来られてました。愛知県選挙区のポスターの写真も見たらとても感じのいい方だったので間違いない。特別美人でもないですが嫌味のない素敵な笑顔。妻も同じ印象だったので夫婦揃ってこの方に投票します。
繰り返しますが選挙には必ず行きましょう。
ほな!