2017年は今までの人生とはちょっと違ったスタートになりました。今年はゆっくり穏やかに生きていこうと思います。そんな2017年の初めにまず「やること」ではなく「やらないこと」を決めてみました。昨年半ばから書き留めておいたら25個になりました。すでに実践して「やめたこと」も多数ありますが改めて決意いたします。

まずは生活の基本である食に関することから綴ります。
1.自宅でお酒を毎日飲むのをやめる
昨年からほとんど自宅でお酒を飲まなくなりました。以前はビールを飲んでいましたがアルコールに弱いためビール1本だけでも飲んだあとはグダグダになり何もできず過ごしていました。そんな生活とサヨナラするために思い切って常習的にお酒を飲むのを止めました。それ以来、食後は本を読んだりブログを書いたり有意義な時間を過ごしています。お茶では味気ないので、Amazonで限定販売しているクリアジンジャーをビール代わりに飲んでいます。糖分もカロリーもないので本当にオススメ。
2.コンビニで弁当などの食べものを買うのをやめる
コンビニに売っているほとんどのものは私にとって食べ物ではありません。弁当やパンの裏の成分表示を見たら身体に害のある添加物てんこ盛りで食べる気が失せます。おにぎりはなぜ冷蔵ケースに置いてあるのに固くならないのでしょうか。カット野菜はなぜいつまでもシャキシャキで色が悪くならないのでしょうか。おでんの具はなぜずっとプカプカ浮いていて出汁はいつまでも透き通ったままなのでしょうか。答えは「添加物」にあります。完全に添加物フリーの生活は難しいですが減らすことは可能。コンビニに行くのは旅行などで出かけたときぐらいで、買うのはセブンイレブンのコーヒーとハーゲンダッツぐらい。どうしても仕方なく弁当を買う場合は成分表示を見てできるだけ添加物の少ない弁当を買いましょう。
3.ハンバーガー・牛丼チェーンへ行くのをやめる
さすがにこれは言わなくても周知の事実だと思いますがマク◯ナルド、ロッ◯リアなどのバーガーチェーンのパンズやポテト、チキンナゲットなどは、とんでもない食材で作られています。トランス脂肪酸とかもうヤバイ。マク◯ナルド最後に行ったのは8年ぐらい前。それ以来行っていません。
また色々な牛丼チェーンがありますが、なぜあんな値段で牛丼が提供できるのでしょうか。通常は自炊したほうが圧倒的にコストが安いのですが牛丼はチェーン店の方が安い。スケール・メリットで食材が安くなるとかいうレベルを超えています。吉◯家の前を通ると添加物特有の臭気が漂い気分が悪くなります。牛丼チェーンも7年前から行ってません。今後これらの店で食べることはあり得ません。
4.ファミレスへ行くのをやめる
ファミリーレストランも長らく行ってません。確かに安いのですが美味しいと思ったことはありませんし、あの雰囲気がどうも馴染めません。周りの友人にもファミレスが好きな人はいませんのでこれからもまず行くことはないような気がします。
5.カップラーメンを食べるのをやめる
スチロールカップに入ったラーメン、焼きそば(正確には茹でそば)などインスタント麺は食べません。この夏、多度峡天然プールへ行った時に魔が差して?カップラーメンを食べたら胸焼けして気持ち悪くなりました。明らかに添加物の影響。おそらく今後も食べる機会はほとんどないと思います。ただし添加物が入っていない袋ラーメンを自宅で調理しては食べることはあります。
6.電車内で食事をするのをやめる
早朝電車に乗ると車内でパンやおにぎりを食べている人に出くわします。新幹線や観光 列車内での食事ならまだ仕方ないですが通勤電車での食事はマナー違反だし食事をする時間ぐらいはちゃんと取るべき。「フランス人は10着しか服を持たない」を読めば電車内で食事をするなどということは考えられなくなります。食事は人生を豊かにするものであり空腹を満たすためのものではないことに気づきました。
7.観光地以外では歩きながら食べるのをやめる
コンビニから駅へ行くまでの歩道を歩きながらパンやおにぎりを食べている人を見かけます。これも通勤電車内で食べるのと同様みっともない。最近はコンビニでパンやおにぎりを買うことはほぼないのですが、たまにハーゲンダッツのアイスを買って歩きながら食べることがありました。今年はこれをやめます。
8.価格均一の回転寿司屋に行くのをやめる
か◯ぱ寿司、ス◯ローなど均一価格の回転寿司屋にはほぼ行かなくなりました。100円均一の寿司ネタは訳の分からない食材の宝庫。白身魚は実は深海魚など本来とは全く違う魚ということも往々にしてあります。ちゃんとした寿司は確かに美味しいですがやはり高い。回転寿司屋でも美味しい店は価格がバラバラなので4人家族で満足に食べようとするとそこそこの金額になります。自宅で手巻き寿司すれば高級ネタでも格安で寿司を楽しめます。どうせ寿司を食べるなら回らない寿司屋で職人の技が活きる寿司を食べるべき。私が中学2年の時に父親が連れて行ってくれたカウンターの寿司屋で食べた穴子握りがフワフワで舌の上でとろけて世の中にこんな美味しい穴子寿司があったのかと感動したのを30年経った今でもはっきり覚えています。そういった価値のある寿司は食べますが中途半端な寿司屋でお金を使うのはやめます。心から美味しいと感動できる寿司が食べられる基準としては最低1人5,000円〜1万円ぐらい。これぐらい出せば舌が唸る寿司にありつけます。
9.スタバではリザーブコーヒー、ラテ、ハーブティーしか飲まず、食べ物を食べるのをやめる
スタバは大好き。友人と語り合ったり本を読んだりするには素晴らしい場所を提供してくれます。ただし、驚くほど糖分たっぷりのフラペチーノ系は一切飲みません。またサンドイッチやケーキなどのスイーツも一切食べません。スタバの食べ物は添加物まみれ。原材料を見るととても食べる気になれません。ケーキは原材料表示はありませんがこちらも添加物がいっぱい。また遺伝子組み換え作物を扱っているモンサントと組んでいます。スタバの食べ物を食べると胸焼けして気持ち悪くなります。作り置きのドリップコーヒーも美味しくありませんので飲みません。提供する店舗が限られますがリザーブコーヒーは美味しいと思います。スタバに行くときはリザーブコーヒーかラテ、ハーブティーしか飲まないようにしています。
10.無料で注文できる大盛りを食べるのをやめる
ラーメン屋などに行くと「無料で大盛りにできます」というところが時々あります。でも頼みません。基本1人で食べるときは蕎麦屋以外は大盛りは頼みません。蕎麦屋は極端に量が少ない店が多いので大盛りを頼むことはありますがラーメン屋などでの大盛りは頼みません。健康のために腹八分目を心がけています。
ここからは買い物についてやめることを綴ります。
11.ファストファッションでおしゃれ着を買うのをやめる
ユ◯クロやG◯P、H◯Mなどでおしゃれ着を買うのをやめました。以前からもほとんど買うことはありませんでしたがクリストフ・ルメールとのコラボ商品にはちょっと惹かれて買ってしまいました。しかしパンツは着心地がイマイチで結局2回ほど着ただけで、もう着るつもりがないので処分しました。最近、手持ちの服でさえ選ぶのが億劫になってきています。スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのようにいつも同じシンプルな服でいいかもと思い始めています。これからは無印良品で揃えるつもり。
12.消耗品以外は100均でモノを買うのをやめる
何かと便利でコストパフォマンスが高い100均ショップ。本を読む時に使う付箋はハンズなどの文具店で買うより多少クオリティは落ちますが相当お値打ちに買えます。こういった消耗品は100均で十分。ただ、手回り品で長く使うアイテムについては100均で買うのをやめました。コストパフォマンスは価格÷使用時間なので長く使うものであれば多少高くてもクオリティの高い気に入ったものを買うべきだと実感しています。100円だからといって無駄な買い物をしたこともありましたが、それもしなくなりました。
13.宝くじを買うのをやめる
もう10年以上宝くじは買っていません。お金の勉強をし始めてから宝くじを買っても幸せになれないことに気がつきました。いきなり10億円手に入っても普通の人はコントロールできません。お金はエネルギーが変換されたものなので、急に大きなエネルギーがやって来てもコントロールできません。宝くじの高額当選者のほとんどは数年後に破綻し当選前以下の生活になっているという事実がそれを示しています。また、当たる確率は東京ドームが満員の状態で約60試合目でやっと1人というトンデモなく低い確率。ギャンブルの中でも一番リターンの低い投資なので本当のお金持ちは絶対に宝くじは買いません。年末ジャンボ宝くじは情報弱者、貧困層から国がさらに税金を巻き上げる手段なのですがそれを分からずに長時間寒い空の下、名駅のチャンスセンターで宝くじを買うために並んでいる人たちを見ると残念でなりません。日本人はマネーリテラシーの勉強を受けてないので仕方ないかもしれませんが。宝くじで万が一当選しても人生が狂わないのは年収数億円の人だけ。宝くじを買うならそれを覚悟した上で買いましょう。
ここからはライフスタイルでやめることを綴ります。
14.予定を目一杯詰めることをやめる
仕事が休みの日はついつい何か予定を入れてしまっていました。今年は緩く穏やかに生きていこうと考えています。自分と家族の時間を大切にしながら計画を立てていきます。そして半年に一度は最低10日ほどの連休を取れるように仕事を進めていきたいと思います。仕事に関しても目一杯スケジュールを埋めるのではなく、余裕を持って「考える時間」を取り「緊急でなく重要」な仕事に力を入れます。
15.街で配っているティッシュなどを貰うことをやめる
これは本田直之氏が本の中で紹介していたことを鵜呑みにしました。本を読んで以来無料で配っている「何か」は貰わないことにしています。まだ、つい反射的に受け取ってしまうことがありますが今年は華麗にスルーします。
16.飲み会の二次会に行くのをやめる
これは元トリンプ社長の吉越浩一郎氏が本の中で紹介していたことで、去年は二次会には一度も行きませんでした。会社の飲み会については異動の際など節目の会は参加しましたが、それ以外はほぼ行かなくなりました。その代わり、社外の友だちと食事をすることが増えました。その方がずっと楽しくて仕事にもプラスになります。
17.毎日筋トレするのをやめる
去年末まで每日、腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットを每日70回ずつ欠かさずしてました。ただし、これは間違った筋トレだと年末に気づきました。もっと負荷をかけてトレーニングし、休筋日を作らなければ、いい肉体はできないということがわかりました。それ以来、負荷をかけて腕立て伏せ、腹筋、ダンベルトレーニングなどをしています。ただし、每日する習慣をやめたら、ついサボりがちになるためしっかり曜日を決めてトレーニングするように心がけます。
18.ランニングなど心拍数が大きく上がる運動をするのをやめる
一時、毎月100km走っていたことがありましたが、どんどん体重が減り続けたのと、膝が痛くなったのでやめました。色々調べたらある程度の年齢に達したら心拍数が大きくあがる運動は脳にはいいものの、身体には良くないことがわかりました。軽く汗をかくウォーキング、しかも8,000歩〜1万歩ぐらいが一番身体にいいとのことなので、スマートウェアラブルグッズ「MISFIT RAY」で每日歩数を把握し必ず8,000歩以上歩くようにしております。休みの雨の日に8,000歩をクリアするのはなかなかたいへんですが今年も継続します。
19.風呂場にiPadを持ち込むのをやめる
時間を有効活用するために風呂場にiPadを持ち込んでニュースやブログを読んだりしていました。しかし、本来風呂はリラックスして心身ともに癒やす場所なので今年は風呂に持ち込むのを やめます。また寝る前にiPhoneやiPadを見るのもやめます。
20.通勤時間にFacebookを見るのをやめる
片道45分ぐらいは電車での通勤になり、その間は日記を書いたり、本を読んだり、Facebookを見たりして過ごしています。ただし、Facebookはついつい多くの時間を取られてしまいますので、通勤時間に見るのはやめます。かなり習慣化しているのでやめるのはたいへんですがチャレンジしてみます。Facebook自体は私にとって重要なメディアなので時間を決めて向きあいます。
21.通勤に折り畳み傘を持ち歩くのをやめる
折り畳み傘の持ち歩きをやめてから、もう二年経ちます。それまでは折り畳み傘がないと困ると信じ込んでいました。持ち歩きをやめてから、折り畳み傘がなくて困ったことはたったの一度だけ。その時はタクシーを使いました。折り畳み傘の持ち歩きをやめたのは脳科学者の中野信子氏が傘をささないということを知って、折り畳み傘は必要ないのでは?と思ったことがきっかけ。普通に生活するにあたり長傘は必要ですが折り畳み傘は出張や旅行の時以外は不要。その分、本を一冊持ち歩けば人生より豊かになります。
22.テレビを生で観るのをやめる
少し前からテレビをほとんど観なくなりました。ただし、ビジネス番組や話題のドラマだけは録画して観るようにしています。「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」「がっちりマンデー」「情熱大陸」は録画し、気になった回のみCMスキップ、倍速再生で視聴しています。今クール観たドラマは「逃げ恥」だけで、これも録画してCMスキップで観ました。その前に観たドラマは「下町ロケット」なので相当話題なったドラマだけしか観ません。ニュースはネットで十分なので即時性が必要で重大な事件が起こった時だけ観るようにしています。
23.通勤前にゴミを出すのをやめる
これはとある方が「妻は旦那が仕事に行くついでにゴミを持たせてはいけない。絶対に成功しない」というのを聞いて思わず納得して、それ以来通勤前にゴミを持っていくのはやめました。確かにスーツ姿でゴミ袋を運んでいるのは体裁よくありません。休みの日で妻が忙しくて自分に時間があるときはゴミ出しすることはあります。あくまで「仕事前にゴミ出ししない」ということなので誤解のないよう。
24.夏場クーラーをこまめに消すのをやめる
2年前にひと夏の間24時間クーラーをつけっぱなしにしたところ、こまめにオンオフしていたときと電気代はほとんど変わらず快適そのものでした。それ以来、夏場はメインのリビングのクーラーは24時間つけっぱなしにしています。今年は冷蔵庫を買い替えたことと比較的涼しかったこともあり、2年前より4,000円近く電気代が下がりました。1日の半分以上自宅にいるならつけっぱなしの方がコストはお得で快適に過ごせます。今年の夏もオンオフすることはやめます。
25.頑張るのをやめる
今の部署に異動してから約5年、相当なハードワークで頑張ってきましたが報われないことが増えてきました。昨年、心屋仁之助氏の「がんばっても報われない本当の理由」を読んでやっとその理由がわかりました。その中に書かれてあった最後の一文が今の自分にしっくりきました。
頑張っても報われないのは、「(がんばる)その方法、その考え方じゃないよ」と、ずっと神様が全力で止めようとしてくれていただけかもしれませんね。
書評を書きましたので、多くの方に「頑張らないこと」を実践していたたきたいと思います。
以上すでにやめたこと、これからやめる25のことを綴ってみました。人生折り返し地点に到達したら、若かった頃に見えてこなかったことが見えてきます。この中のいくつかでもいいので若い世代のみなさんに届いて共感してもらえるとこの記事を書いた甲斐があります。もし、共感できることがあればお友達に伝えていただければと思います。気づいたら今回の記事はなんと6,500文字に達していました。ここまで読んでいただきありがとうございます。今年も徒然なるままにブログを書いていきますのでよろしくお願いします。
ほな!