運とは何かを知るのにオススメ 書評「ダメなときほど運はたまる」萩本欽一著







近所の図書館に行ったらまず「本日返却された本」の棚から面白そうな本を探します。ここにある本はちょうどいいタイミングでやってくる本ばかり。Amazonや本屋では出会わない良書と遭遇できる貴重な場所でもあります。

今回借りたのは萩本欽一著「ダメなときほど運はたまる ~だれでも『運のいい人』になれる50のヒント~」。運について書かれた一冊で、運とはなにか、どうすれば貯められるのか、何をしたら運を失うのかがわかります。

私自身も40歳を過ぎた頃から「運」について考えるようになりました。以前から「運」はいい方だと思いますが、運について学び始めてからは、ある程度コントロールできるようになりました。残念ながら運を使うタイミングは自分ではコントロールできませんが、運を貯めるにはどうすればいいかはわかるようになりました。

運についての考え方はほぼ同じで納得できることが多く、共感することがたくさんありました。特に共感したのは、「努力していないのに大金を手に入れたら運を失くす」ということ。宝くじが当たっても幸せになれないのは当然。最近だと仮想通貨でボロ儲けした人がおられますが、こういった人もまた運を失くし、幸せにはなれません。金融投資の種類によっては運を失くすことなくお金を増やすこともありますので、この辺りはわかりにくいかもしれません。

萩本欽一氏はかなり運に対してストイックというか心配性で、それに比べると私の場合は、かなり楽観的。ここまで「運」について心配しながら生きるのはちょっとしんどいかもしれません。廻りもたいへんだったのではないかと思います。

「運」とは何か、「運」が良くなるにはどうすればいいのかを知りたい方は必読の一冊。実体験に基づいた内容で巷にあふれるスピリチュアル本とは違ってオススメ!

ほな!おおきに!