青山ブックセンターの跡地にできた入場料を取る書店「文喫 六本木」。平日税込1,650円、土日1,980円という価格にも関わらず大人気で土日は入場待ちが出るほど。
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エントランスでは約九十種類の雑誌を販売しています。普段はあまり出会うことのできないラインアップも交え、来店されたお客様の新たな興味の入り口となります。ここまでなら入場料はかかりません。今回は「一杯の紅茶、6分間の本」というテーマで本が並べられていました。一冊ずつ付箋が挟んであり、6分間で読める分量が明示されています。
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ここから先の休憩スペースに入るには有料となります。
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今回訪れたのは平日の15時過ぎでしたが、20名ぐらいの方がおられました。フロアはアップダウンがあり、テーブル席、ソファ席、ビジネスチェア席、人生をダメにするクッション席など様々なスタイルで読書することができます。ドリンクはコーヒーや紅茶やほうじ茶などは無料で飲むことができます。また有料ですが軽食もあり一日過ごすことも可能。
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文喫に置いてある本は基本同じ本は複数置いておらず1冊のみ。ジャンルごとにキュレーションされており、それも選択眼が素晴らしく思わず唸る品揃えになっています。前日にコレド室町テラスにある誠品書店に訪れましたが全く品揃えのレベルが違います。例えるなら大学生と小学生ほどの違いがあり、文喫のキュレーションは素晴らしくて感動します。
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今回は美術館巡りの途中に訪れたため、2時間ほどしか滞在できませんでしたが、時間があれば朝から晩まで過ごしたいぐらい魅力的。自宅の近くにあったら月イチぐらいのペースで通ってしまいそう。名古屋で同様のビジネスモデルで1,000円ぐらいだったら流行るような気がします。スタイルとしては蔦屋書店が比較的近いような気がしますが、文喫には普通の書店には置いていないマニアックな本もあり、これからの時代に生き残る数少ない小型書店の見本のような気がします。
本好きにとってはまさにパラダイス。特に人をダメにするビーズクッションに寝そべりながらウトウトしたりしつつ読書するのは最高に幸せ。東京に行ったら他にも見たいところがたくさんあり、ここで一日中時間を潰すことはなかなかできませんが、次回はもう少し時間に余裕を持って訪れてみます。記事を書くためにサイトを見ていたら平日19時以降であれば入場料税込1,100円というプランがあるので、早めに食事を済ませて19時から23時まで4時間滞在するというパターンがいいかもしれません。ただし一日中歩き回った後に訪れたら寝落ちしてしまいそうな予感がします(笑)
今回は荷物もすでにいっぱいでまだお土産も買わないといけなかったので本を買うのを諦めましたが一冊ぐらい頑張って買っておけば良かったかな…と少々後悔してます。読書家の方はぜひこの文喫に訪れてみてください。幸せなひとときを過ごせて、きっとお気に入りの一冊が見つかるはず。
文喫とは
文化を喫する、入場料のある本屋。
人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍を販売します。一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。エントランスでは約九十種類の雑誌を販売。普段はあまり出会うことのできないラインアップも交え、来店されたお客様の新たな興味の入り口となります。また、企画展も定期的に開催します。
ほな!おおきに!