宅急便業界の危機







Amazon

 

 

 

 

 

 

宅急便業界の配達が限界に近いようです。

以前から荷物量が増えて、宅配ドライバーに負担が相当かかっているという話は聞いてました。
Amazonやヨドバシなど始めネット通販が大幅に拡大したのが主な要因と言われてます。
今月に入って、自宅に来たクロネコヤマトの方と少しお話をする機会がありました。
少し前に買った布団乾燥機がリコールされて、その交換に来ていただいたのです。
通常の宅急便はただ受け取るだけなのでほとんど話をしませんが、
この時は商品を交換しないとならないため少し話をする時間がありました。
指定をかけていた予定の18時よりかなり遅かったので尋ねたところ配達する物量がパンク寸前とのこと。
とりあえず時間指定の荷物を何とか渡して特に指定の無いものをギリギリまで後回しにして凌いでるそう。
どうやらネット通販に加えてお中元の配達が本格化して物量が一気に増えているようです。
毎年のことではあるのでしょうがネット通販の伸びがすごいようで。
普段はすぐ届くAmazonも今週は発送連絡があってから3日もかかりました。
こんなに遅いのは初めて。

この件とは別件ですが今週S急便も仕事の荷物が到着予定日より1日遅れました。
S急便は以前から遅配がよくありますが、どこも大変なようです。

すでに国土の広いアメリカでは遅配が当たり前とかしてるとのこと。
国土の狭い日本でも物量の増加とドライバー不足は深刻なようで。
待遇を上げないと人が集まらないのですが、競争があるのでそう簡単には給与を上げられない模様。
佐川急便はAmazonの荷物配達から撤退して利益率が改善し経常利益も増加したとのこと。

今みたいに朝ポチったら翌日には配送料無料で届くサービスは近いうちに無くなるかもしれません。
期日までに確実に届けるなら500円プラスという時代は意外とすぐ来るような気がします。
もしくは技術革新が一気に進んでamazonが取り組んでいるドローン配達が実現して回避できるかもしれません。

ほな!