雪が降ると車のワイパーを立てる理由を知っていますか?







今シーズン、初めて名古屋でも大雪が降りました。2日前に東京が大雪だった時は全く降らなかったのですが遅れて冬将軍がやってきました。降り始めから3時間ほど経って帰宅した頃には車の上にはどっさりと雪が。

まだ自分の車がのワイパーは立っていなかったので慌てて立てました。夕方車に乗ったはずの妻に「ワイパー立てておいてよ」と言ったら、「明日乗らないからいいじゃん」と返答が。いやいや、そうじゃなくて、雪が降ったらすぐワイパー立てないといけません。

 

意外と知らない方が多いのかと思い、立てる理由をブログにしました。雪が降ったらワイパーを立てる理由は下記の通り。

1.ワイパーブレードゴムと窓ガラスの間の水分が凍結し、貼り付いてワイパーが動かなくなることを防ぐため

2.貼り付いたゴムブレードを剥がそうとするとブレード面が傷み、拭き取り効果が悪くなるため

3.ワイパーのリンク機構を壊さないため

ワイパーのリンク機構とはワイパーモーターからリンクを通じてワイパーアームを動かす機構のことで、雪でアームが押さえつけれられた状態でモーターを動かすと無理な力がかかり、リンクが壊れたり、モーターが焼けたりします。

この他、サイドブレーキを引いておくと凍結の可能性がありますので、サイドブレーキは引かないようにしましょう。オートマチック車は余程の坂でない限り、Pにしておけばサイドブレーキを引かなくても動くことはありません。

なお、窓ガラスに雪を溶かすためにお湯をかけるのは禁物。温度にもよりますが、熱いお湯を窓ガラスにかけたら一発で割れます。そういう場合は、解氷スプレーを使いましょう。

車でお出かけの際はもちろんですが、歩きの場合も路面が凍結している恐れがありますので、くれぐれもお気をつけてお出かけください。

ほな!おおきに!