今年の箱根駅伝は残念ながら、青山学院大学は優勝できませんでしたが、往路の5分近いハンディを縮めて2位になったのは大健闘でしょう。たらればではありますが、某選手が低体温症にならず、普通の記録で走っていたなら余裕の優勝だったと思います。
さて、その青山学院大学の原監督がお正月にTwitterを始めると宣言し、1月4日に初投稿しました。
全国の駅伝ファンの皆さま95回箱根駅伝応援有難うございました。多少のアクシデントはありましたが全大学無事大手町に帰ってきました。これからも大学スポーツ盛り上げて行きます。変わらぬご愛顧いただきますよう暖かいご声援よろしくお願いします。青学大駅伝チームも原も元気良く頑張ります。
— 原晋 (@7oatQ9pHYIfVqvN) 2019年1月4日
フォロワーの目標は5万5千人とのことですが、1月6日時点で4投稿しかしていないにも関わらず約5万3千人なので、間違いなく達成されます。やはり、知名度抜群の方はあっという間にフォロワーが増えますね…。
一方でもうひとりの巨人軍の原監督は巨人軍選手個人のSNSを禁止すると発言しました。
巨人・原監督「SNS禁止令」の真意
「俺ね、有名人たちがSNSとかで自分で話すじゃない? あれダメだと思うね。あれは都合良すぎだよ。有名人ならば堂々といっとかなきゃな」。
「ジャイアンツの選手もやっちゃいかんですよね? 言いたいことがあったら俺達(首脳陣)に言えと。あるいは新聞記者に言えと」
「自分から発信するっていうのは、果たして有名人としてファンに対して、メディアの人に対してどうなのかなと思うね。基本的にやるべきじゃないよな」
スポンサーが読売新聞ということを配慮しての発言かもしれませんが、時代錯誤も甚だしくて驚きを通り越して呆れました。この発言にホリエモンも「頭悪すぎ」と発言されていましたが、まさにその通りだと思います。
これからの時代、各選手がSNSで発信して、スポーツの魅力を伝えてファンを増やすべきなのに、禁止するとは全くマーケティングがわかっていません。野球しかしてこないとこうなってしまうのは仕方がないのかもしれませんが、残念すぎます。
子どもの教育でも同じですが、禁止するのは簡単で、それは教える気がないことを意味しています。本当に教え子のことを考えているのであれば、禁止するのではなくやり方を教えるのが正しいのではないでしょうか。自分がやってなくて解らないのであれば、知識のある人に講習してもらって勉強会をするなど方法はいくらでもあります。
お正月に奇しくもふたりの「原監督」がSNSに対して全く正反対の方向に進むというニュースが流れてきました。どちらがこれからの時代、正解かは言わなくてもわかると思います。
自分がもしスポーツ選手なら青山学院大学の原監督と一緒に頑張りたい。巨人の原監督とは絶対に一緒にいたくありません。さて、みなさんは、いかがでしょうか。
ほな!おおきに!