豊田市美術館で開催中のクリムト展に行ってきた 見どころ、所要時間、混雑状況などをお伝えします







豊田市美術館で開催中の「クリムト展 ウィーンと日本 1900」に行ってきました。先日、東京へ美術館巡りへ行った際に東京都美術館で開催していましたが、豊田市美術館に来ることを知っていたので首を長くして待っていました。ビッグタイトルの美術展はいわゆる「名古屋飛ばし」で東京か大阪で終わることが多いのですが、このクリムト展は珍しく東海地区で開催されました。豊田市美術館は年間パスポートが3,000円とリーズナブルで2回行けば元が取れるので毎年更新しています。自宅からは1時間少々かかりますが、展覧会ごとに通っています。


 

今回の展覧会はクリムトの歿後100年、日本オーストリア友好150周年の記念展で国内過去最大の25点の油彩画が展示されています。またベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館の全面的な協力を得て、日本初公開の「女の三世代」を含む名品120点も展示されています。

会場内は撮影禁止のため展示作品の写真はありませんが、華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつ作品は見るものを魅了します。平日の13時頃に訪れましたが、大勢のお客様で賑わっており人気の程が伺えます。


 

グスタフ・クリムトのプロフィールに「一度も結婚していないが14人の子供がいた。相手は絵を描いたモデルなどであった」との表記があり、ちょっと羨ましく思ったり(笑)。官能的なのはこういったライフスタイルであるからこそかもしれません。

展示会場は1階のみなのでゆっくり観ても1時間もかかりません。音声ガイドは稲垣吾郎さんがナレーターをされています。今回は家族で訪れたため、音声ガイドは使わず鑑賞しました。8月からはトリエンナーレが始まっており、再訪する予定なのでその時は音声ガイドを聴きながらゆっくり鑑賞しようかと考えています。

なお、豊田市駅前に元CafebusNonののんちゃんが新たに「STREET COFEE&BOOKS」というカフェをオープンしたので早速訪れました。のんちゃんは相変わらず可愛くてコーヒーも以前より美味しくなっていました。豊田を訪れる楽しみがひとつ増えました。私が知る限り、日本で一番美味しいコーヒーを提供してくれますのでぜひ味わってみてください。営業時間は平日火曜日~金曜日の10時から16時まで。


 

 

ちなみにランチを近辺でする場合、「蕎麦つちや」か「讃岐うどん木乃屋」がオススメ。両店とも甲乙つけがたいレベルの唸る美味しさ。いつもどちらにしようか迷います。今回は久しぶりに「蕎麦つちや」で鴨玉蕎麦をいただきました。いやはや絶品でこれを超える鴨つけ蕎麦はそうそうありません。ボリュームが欲しい方は丼類とのセットもオススメ。


 

 

クリムト展は10月14日(月・祝)まで。あと2ヶ月以上ありますので、ぜひ都合をつけて訪れてみてください。電車で行くと豊田市駅から歩いて20分ほどかかりますので、車のほうが便利だと思います。
 

「クリムト展 ウィーンと日本 1900」

開館時間
10:00-17:30(入場は17:00まで)
休館日=月曜
ただし8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館
※台風の接近などに伴い、豊田市西部に【暴風警報】が発表された場合、閉館します。閉館、開館の情報は、豊田市美術館ホームページ、ツイッターでお知らせしますのでご確認ください。

観覧料
一般 1,600円[1,400円]/大学生 1,300円[1,100円]/高校生以下無料
※大学生は7月23日(火)から8月4日(日)まで無料
※障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)、豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)。その他、観覧料の減免及び割引等については、豊田市美術館「観覧料」のページをご確認ください。

 

ほな!おおきに!