価格改定につき再レビュー 旨くて唸る名店紹介「うなふじ」(津市・うなぎ丼)







旨くて唸る名店紹介シリーズとは・・・
全国各地の美味しいものを食べているワタクシの舌をうならせた店のみを紹介するコーナー。値段が高くて美味しいものは世の中にたくさんありますがリーズナブルな値段で満足させてくれる店はそう多くはありません。食べた後に喉が渇かないことも選択基準のひとつ。そういったお店を中心にポツポツ紹介しております。ハードルは相当上げておりますので絶対にハズレはありません。自信を持ってオススメします。

 

 

意外と知られていませんが、三重県にはうなぎの名店が数多くあります。特に津市には質が高くてお値打ちなお店があり、その頂点に立つのが今回訪れた「うなふじ」。以前、仕事で外回りをしていた時に通り道だったのでタイミングが合った時に訪れていましたが職場が変わってからはしばらくご無沙汰していました。

 

今回、鈴鹿にある友人の革工房を訪れる用事があったので少し足を伸ばして訪れることにしました。自宅を9時に出て下道でのんびり走り10時45分に到着。すでに十数人の行列ができていました。日曜日でしたが時間が早かったので、割と少ない人数だと思ったら並ぶ時はできるだけ代表者のみでとのことだったので実際は倍ぐらいの人数が並んでいたことになります。これもコロナ対策でしょうか。

 

うなぎ丼は並、上、特の三種類。以前訪れた際は消費税が8%の時だったので並はうなぎが3切乗って税込1,300円、上は4切乗って税込1,730円、特は4切+ご飯の中に1切入って税込2,160円だったのですが今回価格表を見たらなんと並は1,200円と値下がりしていました。このご時世に値下げは無いだろうと店内のメニュー表をよく見たら税抜との表示が。税込では1,320円と若干の値上げとなっていましたが他の店舗に比べたらまだまだ超リーズナブル。

 

人気メニューのきも焼はすでに完売していました。店員さんに聞いたら11時前に並んでいる人たちの途中でだいたい売切れ、12時まで残っていることは稀で1年に数回あるかないかとのこと。きも焼を食べようと思ったら10時30分前か、2部の15時前に並ばなければなりません。

今回、家族で訪れましたが実は数年前にあつた蓬莱軒で櫃まぶしを食べた際に娘たちは一切もうなぎを食べずタレご飯のみしか口に入れず。それ以来のうなぎ丼だったので全残しすることを覚悟しつつ並を4つと、その他、鰻の頭を焼いた「半助」ときゅうりを注文しました。席についてから10分ほどで出てきました。しっかりした大ぶりのうなぎが3切れ乗っています。十分なボリュームがあります。

 

うなぎ自体はとても香ばしく、味付けも完璧。ありきたりなフレーズではありますが、外はカリカリ、中はフワフワ。なぜこの状態は美味しいのでしょうか。娘たちは恐る恐る一口食に入れましたが「これ、美味しい!」と大喜び。心配は杞憂に終わりました。

 

ほとんどの方は並を頼まれており、大食いでない男性や女性なら並で十分のような気がします。もちろん、上はうなぎを存分に楽しめますが、1,320円であれば手軽に食べられます。うなぎ丼にはお吸い物と漬物がついています。お吸い物はうなぎの肝が入っていて上品な味わい。こちらも絶品。

店舗は伊勢道 芸濃ICから車で約10分、名阪国道 関ICから約20分。伊勢別街道沿いにあります。店舗横には数台しか駐車場がないので、ピーク時は向かいの駐車場に停めることになります。ただし舗装されていないので雨の時は大きな水たまりがいくつもできますので足元にはご注意あれ。

 

 

きも焼をどうしても食べたいのであれば10時30分以前か15時前に並びましょう。そうでなければ少し時間を外した平日の13時前がオススメ。少し足を伸ばしてでも食べる価値は十分にあります。

営業時間は11:00~13:30、15:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日は火曜日のみ、日曜日も営業しています。

ほな!おおきに!