書評「働く男」星野源著

今、一番旬な男性のひとり、星野源。実は去年の紅白に出るまで全く知りませんでした。それから注目していたら「逃げるは恥だが役に立つ」のガッキーの相手役として好演、主題歌の「恋」が大ヒットし、「恋ダンス」は一世を風靡しました。

働く男2

今回、この「働く男」を読んで星野源さんのマルチタレントっぷりを知りました。色んなことをする人だとは知っていましたが、こんなに才能のある人とは。そして、猛烈な努力家。ただ、無理をしすぎて、くも膜下出血を発症して一時休んでおられました。

巻頭には

働きたくない。どこか南の島で少し辛い料理を食べながら、少し苦いドリンクを飲み、ココナッツオイルの甘い匂いがする海岸で横になり、ビーチパラソルの下で、心地よい風の中、何も考えないで1日を終えたい。
 働かないで済むのなら、仕事をせず、ずっと遊んでいたい。行ったことのない国へ行き、会ったことのない人に会って話をしたい。読んだことのない本を読み、漫画を読み、まだ聴いたことのない音楽に触れたい。

 
…と書かれています。

ただこの「働く男」の初版の帯には

どれだけ忙しくても、働いていたい。ハードすぎて過労死しようが、僕には関係ありません。

と書かれていたとのこと。同じ人が書いたとは思えません。人間、健康を損なって初めてその大切さが判ります。仕事がしっかりできるのも、健康があってこそ。家族を幸せにできるのも、健康があってこそ。何を差しおいても健康一番。

さて、この「働く男」は雑誌「ポパイ」の映画ページで連載されていた「ひざの上の映画館」というコラムを中心に、加筆されております。このコラムがたいへん面白く、毎回映画紹介は半分ぐらいで雑談みないな文章から始まります。こういう映画評もありかなと。
紹介されていた映画の中でいくつか観たい映画がありましたので近いうちにレンタルしてみます。気になったのは「シングルマン」「スコット・ピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」「復讐走査線」「カンパニー・メン」「キツツキと雨」「アーティスト」。この中で当たりはあるでしょうか。

その他、文芸誌に乗った短篇小説、俺(星野源)を支える55の◯◯、作った曲を振り返ろう、又吉直樹氏との対談などがあり、とても楽しめました。

見た目は決してイケてませんが、才能に満ち溢れた青年でした。これからも健康に気をつけて活躍していただきたいと思います。それにしてもガッキーの相手役は羨ましすぎる!

ほな!

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