子どもと趣味を共有するのに男女の性別は関係ないかもしれないという話







結婚して12年、二人の娘に恵まれて每日笑いの絶えない日々を過ごしています。

最初の子どもが生まれる前は男女どちらでも構わなかったのですが、二人目はどちらかと言えば男の子がいいなと思っていました。

理由は筆者の趣味である「ガンプラ製作」や「ラジコン」「カメラ」といういわゆる「男の趣味」を一緒にやりたかったから。

二人目が女の子だった時点で、その夢を諦めました。

でも、女の子はとてつもなく可愛いし、姉妹は二人で遊んでくれるし、十分満足しておりました。

そして時は流れ、長女が小学校に入った頃から不思議な現象が起きはじめました。

最初はカメラに興味を示し始め、「わたしもデジカメが欲しい」と言い出しました。

その時は筆者がどこかに出かける際、いつもカメラを持ち歩いているので、その影響だと思っていました。

ところが8歳になった頃、一緒におもちゃ売場を見ていたら「おとうさん、プラモデル作りたい」と言い出しました。

自宅に相当前に作ったガンプラは飾ってありますが、娘の前でガンプラを作ったことはありません。

しかも娘が作りたいと指差したのはなんとリモコンで動く戦車のプラモデル。

一体どこで情報を仕入れてきたのか不明。

その後は、ガンプラにも興味を示し、押し入れに積んであったガンプラを開封し一緒に作りました。

出だしだけ手伝ったら、後はほぼ一人で作り上げ完成。

これには少々驚きました。この頃から「これらの趣味が好きなのは、ひょっとして遺伝子かも」と思い始めます。

 

そして、この夏10歳の誕生日がやってくるのでプレゼントは何が欲しいか聞いたところ「ラジコン」というまさかの答え。

ラジコンは筆者が小学生の時に大ブームが来て当時どはまりしていました。

大人になってからはドリフトマシンで楽しんだりしていましたが、子どもが生まれてからは時間も無くなり、ダンボールにしまいこんでそのままになっていたので娘たちとラジコンで遊んだことはありません。

とりあえず、ホビーショップタムタムへ連れて行ったら、本気で欲しい様子。

しかも長女が欲しいのは完成品のラジコンではなく、自分で作るタイプのラジコン。

車種はツーリングタイプではなく、オフロードタイプが欲しいようで、明確に欲しいイメージがあることもわかりました。

ただ、気まぐれかもしれないし、ラジコン一式となるとそれなりの価格するので、その場では買わず少し時間を空けることに。

いよいよ、誕生日が近づいてきたので再度誕生日プレゼントは何がいいか聞いたら、ブレずに「ラジコン」と即答。

これは本気だと実感したので、もう一度タムタムへ。

この店には様々な男の趣味のホビーグッズが揃っています。

ラジコンはもちろん、プラモデル、モデルガン、ミニ四駆、玩具、フィギュア、鉄道模型など至れり尽くせり。どれも品数豊富でAmazonよりもお値打ち。スタッフの知識も高いので相談しても安心。

 

 

今回、長女が選んだのは「タミヤ 1/10 電動RCカー トヨタ FJクルーザー (CC-01シャーシ) 」。

プロポや受信機、コントローラーなどは筆者が以前使っていたものを流用できるので、サーボとバッテリーを追加購入。

 

ちゃんと動かすならフルベアリング化は必須なので必要個数と、ボディを塗装するポリカ用のカラースプレー、マスキングテープを購入。

しめて2万5千円ほどになりました。小学生4年生の誕生日プレゼントとしては高めですが親子で楽しめるので何とか許容範囲内。

 

今回の件で自分の男の趣味を子どもと共有するのに性別は関係なかったのだと思い知ることになりました。

男の子=ラジコン・プラモデル・カメラ、女の子=お人形・ままごとというわけではないことに気づきました。

男の子でもこういったことに興味のない子もいれば、女の子でも興味を持つ子がいます。

それは環境だったり遺伝子だったりと様々。

なので、男の子だから、女の子だからと決めつけて育てるのは良くないと改めて実感しています。

特にこれからの時代は男女関係なく社会で活躍する時代がやってきますので、もっと柔らかい思考で子育てをしていかなくてはならないでしょう。

ちなみに次女は全くこういった趣味には興味を示さず「ザ・女子」を突き進んでいます。

将来の夢は美容師と言い張っているので、こちらもブレることはないような気がしています。

夏休みも後半に入りました。

休みを一緒に過ごす時間も残り少なくなってきましたが、旅行に行ったり、目一杯満喫する予定。

ラジコンの完成はまだしばらく先になりそうですが、少しずつ、じっくり楽しみたいと思います。

ほな!おおきに!