お盆休みに観たい秀作 映画評「しあわせのかおり」

今年の目標の一つが1年間で映画を100本観ること。すでに84本目となり、このままのペースでいけば年末までには確実に超えることになります。最初は100本なんて絶対に無理だと思っていましたが、しっかり目標を立てて、ひと月8〜9本、一週間に2本と目標を細かくしたらできそうな気がしてきました。実際には月10本以上のペースで鑑賞することができています。

そのほとんどはAmazonプライム・ビデオで鑑賞しています。最近はどんどん新作も投入されており、プライム会員の元を取れるとか取れないとかのレベルの話ではなく、月額325円で本当にいいのかと思ってしまいます。

Amazonプライム・ビデオの大きなメリットがレビューがあること。レンタルビデオ屋でなにか借りようと思っても、その映画が面白いのか、ハズレなのかはわかりませんが、Amazonプライム・ビデオなら、レビューがあるので評価が高ければ、ほぼハズレはありません。逆に評価の低い映画はやはり面白くない作品が多いので、ある程度の目安になります。

今回紹介する「しあわせのかおり」はレビュー数は多くないものの、評価が抜群に良かったので観てみることに。結論から言うとレビューの評価以上、今年観た中でも1,2を争う素晴らしい作品となりました。

 

ほっこりとかほんわかとかそういった言葉が適切かどうかはわかりませんが、最初から最後までしあわせな気持ちでいられます。この映画を観た後は、確実に美味しい中華料理が食べたくなります。特に卵とトマトの炒めものは超絶美味しそうで、実際に中華料理店へ行って注文してしまいました。

主演は中谷美紀と藤竜也。決して派手さはないものの、味のある演技で小さな町の中華料理屋の世界に引き込まれます。他の俳優陣もスポンサー絡みの配役などは一切なく、安心してストーリーを楽しめます。

この作品はAmazonプライム・ビデオでなければ絶対に見つけられず観ていなかったので、この映画を観られただけでもAmazonプライムに入った価値があります。お盆休みは旅行などに出かける方も多いとは思いますが、空いた時間などに、ぜひこの素晴らしい作品を観てください。

 

しあわせのかおり
-幸福的馨香-
<ストーリー>
金沢の港町にある小さな中華料理店「小上海飯店」。デパート店の営業として働いていた山下貴子(中谷美紀)は、小上海飯店の店主王慶国(藤竜也)にデパートへの出店交渉を試みるが断られる。だが、貴子は小上海飯店の料理の味に魅かれて一人の客として通い続けるようになる。

貴子が通い続けていたある日、店主の王は病により倒れてしまう。王の病状を知った貴子は見舞いに病院を訪れ、言葉を交わすうちに二人の気持ちが向い合った。後日、小上海飯店を訪れた貴子は、王の故郷である中国の紹興の話を聞き、仕事を辞め王に弟子入りするという大きな決断をする。

王に弟子入りした貴子は、中華料理に関する作法を学び会得する日々が始まった。そんなある日、王が恩人と慕う永田百合子(八千草薫)から「息子の結婚式の宴を取り仕切ってほしい」という話が舞い込む。返事に困っていた王であったが、やがて「宴」を貴子に一任することを告げる。

そして、「宴」の当日。百合子などが円卓を囲む中、貴子は「宴」の料理を作り始めていく。

 

 

ほな!おおきに!