書評「運転者 未来を変える過去からの使者」 喜多川 奏著 ここ数年で読んだ小説の中で3本の指に入ります!

少し前にお友達のFacebookの投稿で知った 「運転者 未来を変える過去からの使者」。タイトル自体もとても気になり、その方が絶賛されていたのでネットで即購入しました。ただし、ちょうど世界遺産検定の試験があったため、先延ばしになってしまい、やっと先日読み始めました。


 

読みはじめから30ページほど過ぎたところから、とてつもなく面白くなり、止まらず一気に読み終えました。あまり書くとネタバレになってしまいますので、詳細は書きませんがこの本は「運」とは何か、「運」をよくするにはどうしたらいいのかが小説仕立てで描かれています。

「いつも上機嫌、プラス思考で誰よりも笑う」と運が上向きます。運を貯めるには「人に親切にすること」、分かりやすく言えば「自分の時間を使って他の人を幸せにすること」に他なりません。私自身、今まで「人生めちゃ運がいい!」と思っていましたが、もしかしたら知らない間に「運」が貯まっていたのかも。

そして、普段日本で過ごしていて当たり前と思っていることは、世界レベルで言えば当たり前ではなく奇跡に近いほど恵まれているということにも改めて気付かされました。


 

「運」の仕組みについて この本でよく分かったので、これからはより一層「運」を貯めて上手に使えるように人に親切にしたり、喜ばれることをしようと心に誓いました。中ほどにあった小説の一節を紹介します。

運が劇的に変わる時、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。
それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。
そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。
逆に、機嫌が悪いと、アンテナは働かない。
だから、最高の運気がやってきているのに、すべての運が逃げていっちゃうんです。

運は<いい>か<悪い>で表現するものじゃないんですよ。
<使う><貯める>で表現するものなんです。
先に<貯める>があって、ある程度貯まったら<使う>ができる。
運は後払いです。何もしてないのに
いいことが起こったりしないんです。
周囲から<運がいい>と思われている人は、
貯まったから使っただけです。

自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、
それが起こっているときには誰にもわかりませんよ。
どんなことが起こっても、起こったことを、
自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、
それが<生きる>ってことです。
長い目で見たら、報われない努力なんてありません。
あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを
期待しすぎているだけです。

そこにあなたが生まれ、ほんの百年ばかり生きて死んでいく、
そのときです。
あなたがその物語に登場したときよりも、
少しでも多くの恩恵を残してこの物語を去る。
つまり、あなたが生きたことで、少しプラスになる。
それこそが真のプラス思考じゃないかと思うんです。

 

この 「運転者 未来を変える過去からの使者」はストーリー、内容もさることながら伏線の張り方が絶妙で読んでいると「あぁぁぁ」ってなります。そして、かなり泣ける内容になっていますので電車など人目のあるところで読まず自宅などで2時間ほど時間を確保した上で読み始めてください。出勤前に読み始めて時間切れで途中でやめたら気になって仕事にならないような気がします。

読書の虫の友人曰く、喜多川 奏氏の本はどれも面白いようなので、片っ端から読んでみます。とりあえず紹介されていた「手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~」はポチりました。届くのがこれまた楽しみ。

 

ほな!おおきに!

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