映像と音楽がとてつもなく素晴らしい!映画評「天気の子」







昨年は一年間で映画100本鑑賞するという目標を掲げ、結果111本という結果で終えました。しかしながら、本を読む時間が減ってしまったので今年は50本に減らす代わりに毎月映画館で1本以上鑑賞するという目標を立てました。1月は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、2月は「アリータ・バトルエンジェル」、3月は「運び屋」、4月は「スパイダーマン:スパイダーバース」、5月「アベンジャーズ エンドゲーム」、6月「アラジン」、7月「キングダム」を鑑賞しました。自宅ではAmazonプライムを中心に鑑賞しており、合計ですでに35本鑑賞しました。

8月の映画館での鑑賞は先月観ようと思って観られなかった「トイストリー4」や「ライオンキング」などの候補の中から長女のリクエストで「天気の子」を観ることにしました。

詳細を書くとネタバレになりますので、中身については割愛しますが、とにかく映像が綺麗。新海誠ワールド炸裂しております。特に花火を上空から眺めるシーンは圧巻でアニメでしか表現できない素晴らしい光景。

全編のうち8割ぐらいは雨のシーンだったような気がしますが、決して憂鬱ではなく、映像が本当に美しく雨から晴れに変わるシーンは感動モノ。またRADWIMPSの音楽も前回の「君の名は。」と同様、映像と完全にシンクロしていてより一層作品を引き立てていました。

前作「君の名は。」から3年待望の最新作をやっと観ることができました。今回の作品は前作ほど泣けるシーンはありませんが、叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す「新海ワールド」は健在。

新海誠ファンはもちろん、そうでない方にも超オススメの作品。なお、今回は名駅のミッドランドシネマで鑑賞しましたが、13:25の上映回を9時過ぎに予約に行ったらすでに二人並びで座る席は最前方しか空いておらず、前後斜めの席で鑑賞してきました。スクリーンがやや小さいとは言え、人気のほどがうかがえます。もしカップルやお友達と土日に行かれる方は間際だと入れない可能性大なので事前に予約しておくことをオススメします。

 

イントロダクション

新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。
東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。
声の出演として、主人公・帆高に醍醐虎汰朗、ヒロイン・陽菜に森七菜が決定。2000人を超えるオーディションの中から選ばれた二人の声に大きな注目が集まる。更には、本田翼、倍賞千恵子、小栗旬ら、まさに豪華キャスティングが実現。
そして、主題歌「愛にできることはまだあるかい」を始め、劇中全ての音楽を担当するのはRADWIMPS。今作での新たなチャレンジとして、心の機微を神秘的に歌い上げるアーティスト・三浦透子をボーカルに迎え、複数の楽曲を制作。共に紡がれた、その“詩”は、新海ワールドに、より大きな感動をもたらした。

 

ストーリー

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

 

 

ほな!おおきに!