我が家では家族4人全員が読んだ記念すべき最初の本は瀬尾まいこ著「そして、バトンは渡された」。
2019年本屋大賞受賞作ですが、ワタクシにとってはやや物足りない感じがしました。
読書家の友人に聞いたら同じような感想だったのでライトノベルはその名の通り軽い感覚で読む本なのだということがわかりました(笑)。
先日、その「そして、バトンは渡された」が公開され、家族4人で映画館へ。
名古屋市中川区にある中川コロナで鑑賞しましたが、少々不便なところにあるためか空いていて、家族4人並んでゆったり鑑賞してきました。
しかも、LINE新規登録で割引があったので大人は1,400円、四人合計4,600円で鑑賞することができて、ラッキー。
主人公の優子役には今をときめく永野芽郁、20歳離れた父親の森宮さん役には田中圭、派手だけど仲のいい継母役には石原さとみ、大金持ちの泉ヶ原さん役には市村正親とキャスティングは原作のイメージにぴったり。
出演している俳優陣がみんな上手なので、世界観にどっぷりひたれます。
特に「みぃちゃん」を演じた稲垣来泉の演技力は素晴らしいものがあります。
ちなみに「みぃちゃん」は「優子」の幼いときの呼び名。本を読まずに映画を見る方は「みぃちゃんって誰?」とちょっと混乱するかもしれません。
実はワタクシが映画が始まった冒頭で子どもたちに「みぃちゃんって誰?」って聞いたので先にお伝えしておきます(笑)。
唯一、水戸さんの新しい家庭の子役だけが下手だったのですが出演は一瞬だけなので問題なく過ぎました。
実際に映画を鑑賞した感想は「予想より遥かに素晴らしくて、泣いて笑って2時間あっという間で大大満足」。
監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、先日公開されたばかりの『老後の資金がありません 』などの前田哲氏。
『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』も色々考えさせられる素晴らしい作品で感動しました。
「そして、バトンは渡された」も笑いあり、涙ありで素晴らしい作品なのは、やはり監督の演出力によるものが大きいと思います。
公式サイトには「92.8%が泣いた!」とありますが、普通の精神状態なら間違いなく泣けます。ワタクシは数回、眼鏡を外すほどウルウルしました。
永野芽郁ちゃんの笑顔を見てるだけでも癒やされますが、脚本も素敵で、本当にいい作品なので、万人に超オススメ。
INTRODUCTION
2019年の本屋大賞受賞作「そして、バトンは渡された」が待望の映画化!主演は、原作の大ファンでもあり「この役は絶対に自分が演じたい!」と熱い想いを実現させた永野芽郁。
共演は、2021年「父親にしたい俳優No.1」に選ばれた田中圭。
血の繋がらない父娘という全く新しい親子像を感動的に演じ切る。“理想の女性”として常にその生き方が注目される石原さとみは、物語のキーパーソンとなるシングルマザーで初の母親役を演じる。
さらに天才子役の稲垣来泉、実力派の市村正親や大森南朋、飛躍中の岡田健史、若手からベテランまで豪華キャストが集結した。
そして『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督の確かな演出力によって、感動の小説は感動の映画へと導かれた。
STORY
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと2人暮らし。
今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと、恋のこと、友達のこと、うまくいかないことばかり…。
一方、梨花は、何度も夫を替えながら自由奔放に生きている魔性の女。
泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。
そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく。
「優子ちゃん、実はさ…。」森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたことは?
梨花はなぜ消えたのか? 親たちがついた〈命をかけた嘘〉〈知ってはいけない秘密〉とは一体何なのか。
2つの家族がつながり、やがて紐解かれる《命をかけた嘘と秘密》。
物語がクライマックスを迎え、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる─。
予告編やメイキング映像がYoutubeにアップされていますので貼っておきます。
家族のいる方は、ぜひ家族一緒に映画館へ足を運んでみてください!鑑賞前には公式サイト内プロダクションノートを読んでおくとさらに作品を楽しめるはず。
ほな!おおきに!