令和に改元されても日本の状況は何も変らないということに GW明けてそろそろ気づきはじめた?

2019年5月1日に平成から令和へ改元されました。天皇が在位しながら改元されたのは200年ぶりとのこと。全国各地、10連休ということもありお祭ムードで海外などの旅行をはじめ、相当な経済効果がありました。


 

その10連休も終わり、本日から仕事復帰という方も大勢おられます。ワタクシはサービス業のため、普段どおり働き、普段どおり休みを取りました。GW中の休みは3回、大型の連休はなかったので、妻の実家へ寄って子どもと公園で遊んだり、熱田神宮へ朱印帳をもらいがてら参拝したり、友人とBBQしたりして過ごしました。混雑していたのは熱田神宮だけで、それ以外は特に渋滞に巻き込まれることもなく粛々と過ごしました。

テレビなどのインタビューを見ていると元号が令和になったら何かが画期的に変ると浮かれている方も多かったようですが、そんな夢のようなことは起こりません。今までと同じような状況、いやむしろ日本経済は悪化していきます。少子高齢化と人口減少により、日本人の生活はどんどん苦しくなっていきます。もう少し詳しく言えば超富裕層と貧困層の2極化が起こります。保有資産が1億円を超える人が増える一方、年収が300万円を下回る層が増えていきます。森永卓郎氏曰く、近いうちに年収10万円という人々が出てくるとのこと。

日本は産業構造が変ったにも関わらずモノづくりにこだわったため、完全に世界の流れから取り残されました。それは株式の時価総額を見ても明らか。平成元年と平成30年の世界の時価総額ランキングを比べてみました。

平成元年の世界の時価総額ランキングはこちら

順位 会社名 時価総額(兆円)
1位 NTT 24.4 日本
2位 住友銀行 10.1 日本
3位 日本興業銀行 9.8 日本
4位 第一勧業銀行 9.2 日本
5位 富士銀行 9.1 日本
6位 IBM 8.7 アメリカ
7位 三菱銀行 8.3 日本
8位 エクソン 8.0 アメリカ
9位 東京電力 8.0 日本
10位 三和銀行 7.2 日本

 

平成30年の時価総額ランキングはこちら

順位 会社名 時価総額(兆円)
1位 マイクロソフト 100.3 アメリカ
2位 アップル 99.3 アメリカ
3位 アマゾン・ドット・コム 97.0 アメリカ
4位 アルファベット(Google) 90.6 アメリカ
5位 バークシャー・ハサウェイ 54.8 アメリカ
6位 フェイスブック 52.7 アメリカ
7位 アリババ集団 52.3 中国
8位 テンセント 48.5 中国
9位 ジョンソン・エンド・ジョンソン 41.3 アメリカ
10位 エクソンモービル 37.9 アメリカ
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42位 トヨタ自動車 21.2 日本

 

平成元年には世界の時価総額ランキング上位8社が日本の企業(上位50社のうち32社が日本)でしたが平成30年は上位10社にはひとつもありません。42位にやっとトヨタ自動車が入るというなんとも情けない状況。平成元年はバブルのため銀行株が軒並み高い株価をつけていましたが、これらの銀行は統合するなどして今現在は1社もありません。世界の主流派は製造業から情報サービス産業へ移ったのですが、その転機に気づかずついていけなかったのか気づいていても製造業にしがみつくしかなかったのか…。しかも平成元年の時価総額トップのNTTと平成30年のトヨタ自動車の時価総額がほぼ同じということは世界経済は成長し、日本経済が全く成長していないことの証。人間に例えるなら、平成元年幼稚園児だった日本はまだ幼稚園児のまま、アメリカはじめ世界の子供は成長して社会人になり大人になったということでしょうか。

今後はAI やロボティクスが台頭し、さらに時代の流れは急速なスピードで変化していきます。その流れに乗った人だけが生き残り、富裕層に入れます。一方で今までと同じような生活をしている人は間違いなく落ちこぼれて貧困層へ落ちていきます。総中流が主流になる時代は完全に終わりました。これから間違いなく日本は裕福な国家ではなく貧乏な国家に成り下がっていきます。

今の子どもたちが社会人になる10年後は果たしてどんな世界が待っているのかわかりませんが、ひとつ言えるのは好きなことを突き詰めて、ネットと繋げた人だけが楽しく生きられるということ。100人に1人のスキルを3つ組み合わせれば100万人にひとりのレアキャラになれるので、仕事に困ることはありません。

ひとつのスキルを極めるには1万時間必要と言われています。仕事で毎日携わっていることなら約6年、趣味程度で毎日3時間ぐらい携わっているのであれば10年で到達します。もちろん、1万時間というのは目安なので、物覚えがよければもっと早くスキルを上達させることもできます。

これからは人生100年時代がやってきます。定年してからでも少なくとも20年はありますので、第2の人生に向けてスキルを磨いていかなければなりません。今回の元号改元をきっかけに何か取り組んでいるという方は、ぜひそのまま継続してみてください。まだ、何も手をつけていない方は何でもいいので、自分の好きなことに磨きをかけてみてはいかがでしょうか。

これからも生き残れる1%の人間になるための方法はこちらの本に詳しく書かれていますので、もしまだ読んでいない方はぜひ手にとって読んでみてください。まずはスマホのゲームをやめ、本をたくさん読むことからスタートしましょう。

 

ほな!おおきに!