もう悩まない!読書感想文を1時間で終わらせるノウハウ教えます!10の質問であっという間に完成します!







小学生は夏休み真っ只中。夏休みの宿題として読書感想文を書かなければならない家庭も多いのではないでしょうか。我が子が通っている小学校では3年生から夏休みの宿題の一環として読書感想文を書くことが必須になっています。読書感想文は子どもだけではまず完成は不可能で実質、親の宿題。図工、自由研究などの宿題の中でも最難関の宿題ではないでしょうか。長女の最初の読書感想文は時間はかかるし、途中でグズグズ言って駄々こねるし本当に疲れました。親としての素養もなかったのも一因。どの本を選んでいいのかさえもわからず適当に本を選んだのも失敗の原因のひとつ。

この失敗を繰り返さないよう3年前に「読書感想文講座」なるものに長女を参加させました。1時間の講座でしたが、400字詰め原稿用紙にぴったり感想文を書いて帰ってきました。後半は時間がなかったのか先生の指導がかなり入ってましたが、自分の言葉でしっかり書けていました。何より4時間近いバトルをせずに読書感想文が仕上がったことに感謝、感謝。翌年も参加させようかと思いましたが、講座料がかなりアップしており、すでにノウハウをゲットしたので見送りました。

その読書感想文講座で教えてもらってきたことをシェアいたします。読書感想文を書くための10の質問というレジュメがあり、これに従って質問に答えていくと自然に読書感想文の骨格ができます。とても良くできているので、お子さんが読書感想文の宿題を抱えていらっしゃる方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。やや回答が難しい質問もありますが、この10の質問のいくつかに答えるだけで、簡単に読書感想文ができあがります。400字詰め原稿用紙1枚なら4〜5つの質問に答えるだけで十分でしょう。子どもが答えやすい質問を選べば大丈夫。それがきっと頭に入っている箇所だと思われます。親が分かりやすく聞いてあげるとすんなり質問の答えが帰ってくると思われます。

読書感想文を書くための10の質問

1.本を読んでどんなことを感じましたか?どうして、そう感じましたか?

(例:嬉しい、悲しい、ひどい、むごい、楽しいなど)

感じたこと→どうして、どんな場面で?
例:悲しくなった→◯◯がいなくなった場面を読んで、自分の家族がいなくなるような悲しさを感じた。

■感じたことを素直に探っていってみましょう。
(「感じたこと」だけでもたくさん書けた方がいいです)

2.どうして、この本を読もうと思いましたか?読む前の気持ちは?

(例:絵がかわいいので、楽しそうだから、面白そうだから)

 

3.実際に読んでみて、本の印象は読む前と変わりましたか?

(例:かわいいだけではなかったなど)

 

4.この本、全体のテーマや主題のようなものがあるとすればなんでしょうか?

(例:家族の大切さ、人の命の尊さ、地球の不思議など)

 

5.あなたは、どうして、それがテーマだと感じたのですか?

(例:全体を通して何度でもでてくる言葉がある、印象に残る場面があったなど)

 

6.自分の生活や自分の家族と共通する部分はありましたか?

 

7.自分には考えられないような行動や発想があったとすれば、どんな場面でしたか?その時あなたはどのように感じましたか?

 

8.本の作者や主人公、登場人物と自分自身が「一緒だな、似ているな」と感じた場面はありましたか?

 

9.本の作者や主人公、登場人物の行動や言葉で尊敬できる、憧れる場面はありましたか?

 

10.本を読んで、あなたが今日から何かひとつ実行してみるとしたら何ですか?

 

今年選んだ本は、長女は「窓ぎわのトットちゃん」、次女は「ぼくおよげるんだ」にしました。


本を選ぶポイントとしては

1.名作や伝記は選ばない
2.できるだけ薄く読みやすい本を選ぶ
3.主人公が自分と近い本を選ぶ。

ということを押さえればOK。

「窓ぎわのトットちゃん」はワタクシがチョイスしました。気に入ってくれたみたいでスイスイと仕上げることができました。次女は自分で選んだものの、なかなか筆が進まず途中グダグダになりつつも2時間ほどで仕上げることができました。娘たちは普段からかなり本を読む習慣があるので、比較的楽に完成しました。本を読む習慣を日頃から作っておくのもひとつのポイントだと思います。

この10の質問があれば、もう読書感想文は怖くありません。あっという間に完成すること間違いなし。子どもの読書感想文の宿題を仕上げなければならない親御さんは、ぜひ周りに教えてあげて読書感想文をさっさと終わらせて、楽しく遊んで夏休みを過ごしましょう!

 

ほな!おおきに!