AirPodsを買って手持ちのイヤホンとの使い分けを考えてみた







先日、一週間迷った挙句「AirPods」を購入しました。一時は注文してから二ヶ月待ちという人気でしたが、訪れたヨドバシカメラには在庫があり心が動きました。音質は良くないとのことなので買わずに見送っていたのですが、手に入れた方は皆口を揃えて便利だと言うので見直すことに。

ブログのレビューなどを読み漁った結果、今持っているイヤホンと使い分けができそうなこと、「AirPods」は新しい使い方ができそうなこと、そしてたまたま自分の誕生日だったこともあり思い切って購入することに。

 

購入してから約一週間が経ち、「AirPods」の簡単なレビューと筆者が使っている他のイヤホンとの使い分けを紹介します。今まで主に使っていたのはカナル型イヤホン「ゼンハイザー IE 800」、ノイズキャンセリングイヤホン「BOSE QuietComfort 20」、ワイヤレスイヤホン「SoundPEATS Q12」の3つ。「AirPods」を購入したことにより、ワイヤレスイヤホンの「SoundPEATS Q12」は使わなくなったので妻に譲りました。

 

AirPodsで聴く時

AirPods」はワイヤレスイヤホン「SoundPEATS Q12」の代わりとして活躍しています。使う場面としては通勤の行き帰り、歩きでのお出かけ、エアロバイクなどの軽い運動をする時。「AirPods」はケースから出しだけでペアリングされるため利便性がすこぶる高く、さすが純正だけあってiPhone、iPad、Apple Watchなどの切替もスムースでiOSに特化されています。この使い勝手は一度体験すると他のワイヤレスイヤホンはかったるく思えるでしょう。残念ながら音質は決して良くありませんので、音楽を真剣に聴くには全く向いていません。ただし、ポッドキャストやAmazonプライムミュージックをながら聴きするのには十分。

 

着け心地は悪くありませんが、落ちそうで落ちない不思議な感覚。ついつい落ちそうな感覚をおぼえて「AirPods」に手を伸ばしてしまいます。感覚的なものは慣れれば問題ないと思います「AirPods」が落ちないかと色々試してみましたが、直立の姿勢であればX JAPANのYOSHIKIがドラムを叩く時のように頭を振らない限り落ないことがわかりました。ただし、寝転んだり、顔を横にするとポロッと落ちますので注意が必要。「AirPods」はカナル型ではないため、周りの音はすべて聞こえます。これはある意味とても便利で大きなメリット。普通に日常生活をしながら音楽などを聴けるというのは新しい体験。これだけで「AirPods」を買う価値があります。

 

 

ゼンハイザーで聴く時

ゼンハイザーカナル型イヤホン IE 800」は圧倒的な音質の良さを誇ります。今までたくさんのイヤホンを聴き比べましたが、このイヤホンを聴いた時はあまりの音の良さに感動して思わず笑ってしまいました。今まで聴いていたCDを聴き直したら、それまで聴こえなかった音が色々あることがわかりました。その上、バランスが良く聴きやすいため長時間聴いても疲れません。イヤホン単体で聴いても十分いい音がしますが、ポータブルアンプを接続するとさらに音に厚みがでます。自宅のリビングでじっくり音楽を聴きたい時はこの「IE800」を使います。趣味部屋には本格的なスピーカーとアンプのAVシステムを組んでいますが、最近はリビングで過ごすことが多いため、この「ゼンハイザー IE800」はたいへん重宝しています。このイヤホンのみ新品ではなくUSEDで購入しています。

 

 

BOSEで聴く時

BOSEの「QuietComfort 20ノイズキャンセリングイヤホン」はノイズキャンセリング機能が強力かつ音質が良く、外で聴く時に効果を発揮します。同じようなノイズが続くような場面では特に効果があります。一番効果が高いのは飛行機、続いて新幹線、高速バス、自家用車の後部座席など。飛行機の大きなエンジン音でも静寂とは言えないまでも全く気にならない程度にノイズをカット。比較的小さな音でも十分音楽などを楽しめます。飛行機、新幹線、バス、自動車など移動する時には、この「BOSE QuietComfort 20」は欠かせません。


 

以上、「AirPods」、「ゼンハイザー IE800」、「BOSE QuietComfort 20」と3つのイヤホンの使い分けを紹介しました。それぞれ使う場面が異なるので、どれが欠けても快適な音楽ライフを過ごすことができません。もし、どれかひとつに絞れと言われたらBOSEを選ぶような気がしますが、現実的には3つは必要不可欠。

なおBOSEからワイヤレス「QuietControl 30」が発売されていますが、ネックバンド部分が大きく携帯性が悪いので購入していません。これがもっと小型になれば、これが一番かもしれません。

上記3つのイヤホンは価格はそれなりに高いのですが、どれも十分価格に見合った価値がありますので、オススメいたします。

 

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ほな!