お友達からお誘いをいただき、「すうがくキラキラ」というイベントに行ってきました。小学生向けのイベントで、数学をわかりやすく楽しく学べるとのこと。我が娘は二人とも算数が苦手というか嫌いなので、少しでも好きになってくれたらと願って参加しました。
とあるマンションの共同スペースで幼稚園の年長さんから小学4年生まで約10名とその親御さんが集まりました。会費は1家族1,500円。
講師は普段は自動車のエンジニアをしているトシちゃん。
今回は3部構成になっており、
1.ほしをかいてみよう
2.しかくにならべてみよう
3.ルービックキューブであそぼう
の3つ。それぞれ約30分、合計90分。
まずは色んな星を描くことから始まりました。たいてい星を描くとなると角が5つの☆ですが、今回は角が7つ、8つなどの星をどうやって描けばいいかを学びました。まずは丸を描き、そこに目印を描いていきます。そこに1から順番に番号を書いてきます。1の次は右に3つめ、3つめ…と書いていき、最後は1に戻ります。
これで複雑な星が描けました。応用により、12点、13点の星を描くことができるようになります。慣れれば丸を描くことなく、フリーハンドで描けるようになるとのこと。
第2部は四角いマス目の中におはじきを並べて四角をつくって、数によってできるかどうかを実験しました。
4,6,8,9,10,12は四角ができますが、3,5,7,11は四角ができません。この四角ができない数字が素数になります。これは目から鱗で感動しました。学校で習った素数とは「1 より大きい自然数で、正の約数が 1 と自分自身のみであるもののことである」とたいへん解りにくいものですが、こうやっておはじきを並べたら誰でもわかります。
第3部はルービックキューブで模様をつくって遊びました。講師のトシちゃんの娘さんは小学4年生なのですが、どんな状態からでもルービックキューブをあっという間に6面揃えられます。模様を作った後、戻すのを失敗したルービックキューブは彼女に渡せば30秒ほどで綺麗に6面揃って戻ってきます。攻略法があるらしいのですが、いやはやすごい。
トシちゃんに聞いたら、攻略法をきちんと理解した上で、練習すれば誰でもできるようになるはずとのこと。娘さんは小学2年生のときに6面揃えられるようになり、それ以来、每日練習して今のスピードで完成できるように。我が娘たちにも教え込もうと思い、早速ルービックキューブを購入しました。
※ルービックキューブはメガハウスが登録商標を持っており、それ以外はスピードキューブとか立体パズルなどの名称になります。
おみやげに今回のために特別に作られたグラノーラをいただきました。とても美味しいらしいので、楽しみ。
今回のイベントに参加した娘たちは楽しかったみたいで、とても喜んでいました。それにしても日本の算数、数学の授業は嫌いになるような教え方をされているので、日本の数学のレベルがあがりません。もっと楽しく数学を学ぶ方法はたくさんあり、そういった環境で子どもに学ばせたいと思った次第。
この「すうがくキラキラ」は定期的に開催されているので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
ほな!おおきに!